経過報告

「自分には価値がない」
東大受験の不合格通知を受け取った18歳の私は、そう思い込んでいました。
小さな頃から「東大を目指せ」と言われ続け、親の期待に応えることが、自分が生きる理由だと信じていました。
でも、どれだけ勉強を頑張っても、学校では「変わったやつ」と毎学年いじめを受け、
家にも学校にも居場所がありませんでした。
心の奥でずっと叫んでいました。
「死にたい。死にたい。この人生早く終わればいいのに」と。
そんな私を救ってくれたのは、大学1年生で出会ったインターネットの世界でした。
年齢も学歴も関係なく、言葉を交わし、認め合える仲間がいました。
そして、オフ会ではドライブをしたり、夜花火をしたり。
初めて、生きている実感を得ることができました。
その中でも「てりーさん」こと押田良平さんという先輩との出会いは、特別でした。
「飾らなくていいよ。素直な自分でいていい」
彼がくれたその言葉に、どれほど救われたか分かりません。
初めて尊敬できる学校の先輩ができて、「一週間後にランチしよう」と言われ、飛び上がるほど嬉しかった。
けれど、彼と約束したその二日前に、驚くべき連絡が届きました。
彼はビルから飛び降り、亡くなってしまったのです。
信じられず、慌てて葬儀場へ駆けつけたとき、若くして亡くなった彼の姿を棺の中で見ました。
私は思いましたーー。
「人は、こうしていつ亡くなるかわからない。だからこそ、年齢に関係なく、一日一日を大切に生きなければならない」と。
てりーさんは、かつて生きる意味を見失いかけていた私に、
「人とつながることの温かさ」だと、チャットのサイトを通じて、間接的に教えてくれました。
彼がくれた優しい言葉や、まっすぐに認めてくれたまなざしが、その後の私を何度も支えてくれました。
心から感謝しています。
あなたに出会えたことは、私の人生の宝物です。
そのとき誓ったのです。
どれほど追い詰められても、安易に命を諦めてはいけない。
そして、大人の孤立や心の闇が、子どもを追い詰めることもある。
教育虐待、育児放棄、見えない圧力……
「子どもに罪はない」と心から思います。
私の青年期の苦しみと、かつての自分を救ってくれた人たち。
その痛みと感謝を胸に、今度は映画を通して命の尊さを問いかけたい。
それが、『ギブ・ミー・マイライフ!』に挑む理由です。
この映画は、単なるフィクションではありません。
生きづらさを抱えた子どもたちの声を代弁し、その背景にある大人たちの孤立にも光を当てる作品です。
かつて私が救われたエンターテインメントの力を、今度は未来の子どもたちのために使いたい。
大人が変われば、子どもたちの未来も変わる。ーーそう信じています。
あなたの応援が、この映画を完成させる力になります。
どうか、子どもたちの「生きる声」に耳を傾け、行動する仲間になってください。
🌱 署名10,000名を目指しています。
あなたの一筆が、未来を動かす一歩になります。
👇署名はこちらから👇
https://voice.charity/events/4758
一人ひとりの想いが、支えになります。
温かい応援を、心よりお願い申し上げます。
映画監督 古新 舜
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🎬【7/29(火) 会場&オンライン同時開催!】
映画監督・古新舜 × D×P代表・今井紀明 特別対談
『子どもたちの未来は、大人との“かかわり”で決まる。』
\社会からこぼれ落ちそうな10代に、希望の光を届けるために/
2027年公開を目指す、映画『ギブ・ミー・マイライフ!』。
その制作背景にある“志”と、現場で若者と向き合う支援のリアルを、
映画監督・古新舜と、認定NPO法人D×Pの今井紀明Noriaki Imaiさんが語り合います。
参加者との質疑応答の時間もございます!
🍀こんな方にぜひ届けたいイベントです🍀
✔ 教育・福祉・子ども支援に関わる方
✔ 若者の孤立や貧困に心を寄せる方
✔ 社会課題をテーマに映画や物語をつくりたい方
✔ 志ある生き方・仕事に触れたい方
🗓日時:2025年7月29日(火) 19:15~20:45(会場18:45)
📍会場:セシオン杉並(東高円寺駅より徒歩5分)/オンライン参加も可能
🎟参加費:1,000円(+任意のご支援歓迎)
💬トークテーマ例:
・なぜ、今「映画」なのか?
・支援現場から見える10代のリアル
・制度を超えて、人が人にできること
・希望をどう物語るか?
🌐お申し込みはこちらから▼
👉 https://givemy20250729talkevent.peatix.com/view
「映画で社会を変える」その一歩に、ぜひ立ち会ってください。
皆様のご参加、心よりお待ちしております🍀