代表メッセージ


このウェブサービスを立ち上げたのは、ある事件がきっかけでした。

1才に満たない3つ子の赤ん坊を育てるお母さんが、睡眠不足や過酷な育児環境でノイローゼ状態になってしまい、結果的に1人の子どもを死なせてしまったことで、執行猶予無しの実刑判決を受けたという事件です。

私自身の経験でいうと、自分の子どもが0才の時、妻が仕事で1日不在になることが1ヵ月の内半分近くあり、早朝から夜遅くまで1人で子守をしていたことが幾日もありました。

頑張っても頑張っても泣き止んでくれない。外出もできない。できてもトイレもいけない。あの時は、毎日もう本当に大変すぎで苦しかった。

たった1人の子どもであっても、幼少期の育児は私の想像をはるかに超えて大変だったのです。

事件のお母さんは3人の0歳児を同時に育てなくてはならない。その苦労たるや想像を絶するものだったはず。

事件を起こしてしまった罪を償うことは必要でしょう。

しかし、残った2人の子どもたちにとってお母さんはとても大切な存在。

可能な限り執行猶予をつけてあげる必要があると、私は強く思ったのです。

「せめて、執行猶予をつけてもらえるように、何かをやりたい。」

そこで考えたのが署名活動でした。

調べてみると、その時にはすでに署名サイトで署名活動も始まっており、私も賛同をしました。

そして署名したことで、足りないものが1つあることに気づきました。


それは「募金」です。つまり、お金です。

もしお金があれば、このお母さんと同じように子育ての中で大変な思いをしている方や、それを支援している団体を手助けすることができる。

お母さん本人に対しても、ねぎらう気持ちをお金で伝えられる。シッター代に充ててもらうことだってできる。

もちろん個人的にお渡しすれば良い。

ですが、同じ思いを共有できる人たちから集めることができれば、もっと社会をよくできるのではないか?

私はそう思ったのです。

しかし、署名と募金の両方ができるサイトはまだありません。

ならばと、自ら立ち上げることを決断したのが、この「voice.charity」です。


世の中には社会的な問題が山ほどあります。

だけど、社会を変えることは1人ではできなくても、みんなが集まればできる。

さらに良い社会を作るために、ぜひあなたも一緒に戦って下さい。

署名活動を立ち上げる、署名する、募金する、どれでも構いません。

あなたの勇敢さ、強さ、優しさで一緒に社会を変えましょう!


一般社団法人Social Good(ソーシャルグッド)
秋田英明

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