経過報告

【エール収支報告】宮島にはすでに富裕層向けホテルがある

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2025/02/24
【エール収支報告】宮島にはすでに富裕層向けホテルがある


皆さまお世話になっております。

お陰様で宮島の富裕層向けホテル誘致計画の白紙撤回を求める署名が、11,000筆を超えました。

皆さま、ご署名と拡散をご協力くださり本当にありがとうございます。



動画広告とエール収支報告


引き続き、YouTube広告も出し続けており、その効果が着実に出ています。


現在までに使用したYouTube広告費は、合計金額 23万8,545円です。

これにより7万6,002名が動画をクリックし、

そのうち、2万0,534名の方がオンライン署名ページに訪れました

この広告掲載は2月27日まで継続します。


受け取り予定エール金額

受け取り予定エール金額が106万0,647円となりました。


これまでにチラシ作成やポスティングで

使用した金額と今までの広告費を合計すると

40万8,835円+23万8,545円 = 64万7,380円


受け取り予定エール金額から使用金額を引くと

106万0,647円 − 64万7,380円41万3,267円


最後まで広告掲載しますので、

また収支報告させて頂きます。


有難いことに多くのエールを頂いております。

皆さま本当にありがとうございます。


宮島にはすでに高級宿泊施設がある

宮島に富裕層向けホテルが不要な理由の一つに、すでに高級宿泊施設が多数あることがあげられます。

実は、宮島の中には高級旅館とホテルがすでにあり、富裕層向けの料金のお部屋も存在します


以下の資料がわかりやすかったのでご覧ください。

ここに掲載されているのは、広島県内にある富裕層向けでもある宿泊施設の一覧です。

この中から、宮島島内と宮島口にある高級宿泊施設だけを抜粋してみます。


宮島内の宿泊施設

・厳島いろは 352,000円

・宮島グランドホテル有もと 251,200円

・錦水館 204,600円

・岩惣 105,600円


宮島口側

・庭園の宿 石庭 151,600円

・グランヴィリオホテル宮島 和蔵 99.240円


このようにすでに高級旅館やホテルのお部屋があるのです。

すでにあるものを、

なぜ地元民の7割以上から反対され多くの署名が集まっていながらも、

ホテル誘致の姿勢を変えないのか理解に苦しみます。



宮島口への高級ホテル建設計画発表


さらに、宮島の対岸である宮島口には、

外資系のヒルトンが高級ホテル「LXRホテルズ&リゾーツ」を建設することになりました

広テレNEWS:ヒルトンが宮島口にホテルを開業予定


中国新聞の記事(2024年12月5日)


この場所からは宮島の大鳥居が見えます。

絶好のロケーションですし、宮島にも船で10分ですから観光にも良いです。


建設予定地はひろぎんホールディングスの保養施設の跡地ですので、その場所を有効活用してホテルにするのはまだ理解できます。


しかし、市民の憩いの場である宮島包ヶ浦自然公園へのホテル誘致はあってはならないでしょう



包ヶ浦自然公園は、市民がイベントやスポーツ大会等で使う場所であり、鹿たちの貴重な餌場です。

市民の憩いの場を奪い、鹿たちの暮らしを奪う開発となります



またこの場所は瀬戸内海国立公園であり、豊かな自然を後世に伝える日本国民の財産とも言うべき場所なのです。


市民の公園を、ごく一部の富裕層向けに使うなどあってはなりません。

これを一度許してしまうと、次々と市民の憩いの場が失われかねないのです。



宮島包ヶ浦自然公園の100頭の鹿たちへの給餌風景


宮島包ヶ浦自然公園には100頭以上の鹿が暮らしており、もしホテルが建設されてしまうと、この鹿たちの貴重な芝地が失われてしましまいます。

宮島は花崗岩が隆起してできた島のため、土壌の塩分濃度が高く鹿の食べられる植物が極端に少ない島です。


そのため宮島では、大昔から鹿に餌を与えながら観光に鹿を利用させてもらいながら、住民と鹿は共存してきました。

神鹿(しんろく)として大事に飼育されてきたのです


ですが、現在は行政による管理が放棄されており、給餌ボランティアと全国の支援者さまの善意により、鹿たちは命を繋いでいます。


こちらの情報については以下のブログに実情を詳しく書いております。


◾️宮島の鹿さんブログ

https://itsukushika.com/


包ヶ浦自然公園にホテルが誘致され、ここの芝地がなくなれば、

お腹を空かせた鹿たちが市街地に移動するかもしれません。


そうなれば昔問題になった、市街地での鹿の増大により、糞害や商いへの不都合が、再び起こる危険性があるのです

原因を根本解決しないで、「鹿の被害」だけを大きく取り扱う今の環境庁とメディアには呆れてしまいます。


一般市民が宿泊できないような高級ホテルばかり増やして、

私たち市民の声や鹿の現状を無視して、行政や政府は何がしたいのでしょうか。


行政や政府という税金で賄われている機関こそ、長期的な視点で物事を考え、自然と動物を守る姿勢を示すべきだと思うのです

動画でも私どもの想いをお伝えしておりますので、以下よりご視聴ください。


▪️紙の署名のダウンロードはこちらから

https://itsukushika.com/withdrawal/



オンライン署名の期限:2025年2月28日(金)


紙の署名の期限:2025年3月10日(月)


オンライン署名は後残り数日となりました。
皆さま、最後まで1筆でも多く私たちの市民の声を集めましょう。

紙の署名を集めてくださっている方も、
本当にありがとうございます。

皆さまどうぞ宜しくお願い致します。



宮島の自然を守る会(同志一同)

代表:岡本貴晶


署名 / エールを贈る