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大変ありがとうございました。
宮島包ヶ浦自然公園のホテル誘致計画を白紙撤回してください

宮島包ヶ浦自然公園のホテル誘致計画を白紙撤回してください
- 提出先:広島県廿日市市、市長、副市長

活動詳細
背景と問題点
1. 自然破壊の懸念
宮島は日本を代表する自然遺産であり、豊かな生態系が存在します。この中には、17種の絶滅危惧種が含まれており、そのうち13種は非常に特殊な環境である「汽水域」に生息しています。この汽水域は、湧水池や山からの伏流水によって安定的に保たれており、県内でも非常に貴重な生態系です。
宮島に生息する主な絶滅危惧種
・スナメリ(哺乳類)
・ニホンウナギ(魚類)
・テナガエビ(甲殻類)
・ミヤジマトンボ(昆虫類)
・ルイスハンミョウ(昆虫類)
・ニホンイシガメ(爬虫類)
・ミサゴ(鳥類)
・シバナ(塩生植物)など
これらの生物の保護を目的に、現状維持が強く求められています。
宮島の入浜にある汽水域としらさぎホテル開発による環境の変化は、この汽水域とそこに生息する絶滅危惧種に深刻な影響を与える可能性が高く、自然破壊のリスクが極めて大きいと考えられます。
2. ミヤジマトンボと牡蠣養殖
宮島にはミヤジマトンボという絶滅危惧種のトンボが生息しています。汽水域のある宮島だからこそこのトンボが生きることができており、日本では宮島にしかこの自然環境は残っていません。また、この汽水域の環境があるからこそ宮島の近海では牡蠣の養殖が盛んで、豊富な牡蠣が収穫できています。ですが、ホテル誘致によって宮島の自然を壊すことで、ミヤジマトンボと牡蠣の養殖に悪影響があることを懸念しています。 3. 条例との不一致
引用:廿日市市宮島包ヶ浦自然公園設置及び管理条例
包ヶ浦自然公園は、市民が自然と触れ合う場として設置されました。この公園は「市民の健康、休養及び教化に資するため」との目的で設立されたものであり、市民の憩いの場として重要な役割を果たしています。しかし、今回のホテル誘致計画は主に「インバウンドの富裕層」をターゲットにしており、条例の趣旨と明らかに相違しています。公園の利用目的を逸脱し、市民の利益が損なわれる可能性があります。
4. 市民の憩いの場の喪失
包ヶ浦自然公園は、年間約4〜5万人が訪れる市民の憩いの場です。
毎年夏には包ヶ浦海水浴場が賑わい、包ヶ浦キャンプ場やコテージで自然を楽しみ、芝生広場では音楽イベントやスポーツ大会が定期的に開催されてきました。人口約11万人の廿日市市にとって、この公園は市民の日常生活において重要な役割を果たしているのです。
しかし、この貴重な公園が一部の富裕層のために再開発されることは、市民全体の利益を損なう行為であり、行政のあり方として問題があります。ホテルによる利益は限定的であり、市民にとってのメリットが見えない状況です。
5. 鹿への影響
宮島包ヶ浦自然公園の芝地は、宮島に生息する約100頭の鹿にとって重要な食料源となっています。鹿は芝を食べることで、自然に芝地の管理が行われており、この環境が失われると、鹿が市街地へ移動する可能性があります。これにより、市街地での糞の問題や商業活動への悪影響が再発する可能性があります。
6. 全国の国立公園に高級リゾートホテル誘致計画
政府は2024年7月19日、国立公園制度が100周年を迎える2031年度までに、全国の35カ所にあるすべての国立公園を対象に「魅力向上事業」を実施する計画を発表しています。包ヶ浦自然公園も瀬戸内海国立公園であり、この計画に含まれています。
引用:日本経済新聞
「岸田文雄元首相は全国に35カ所ある国立公園で、民間を活用した魅力の向上に取り組むと言及した。環境保全を前提に高級リゾートを含めて誘致し、訪日消費の拡大につなげる。」 と記事に書かれていますが、
「魅力向上事業」とは、人工的な構造物を制限し、景観をより美しくし、動植物を人間の干渉から守ることを目的としたものです。「高級リゾートホテルや大型施設の誘致」とは、こうした方針に反しており、到底許されるものではありません。
宮島包ヶ浦自然公園は、
瀬戸内海国立特別地域、特別史跡、特別名勝「厳島」・世界文化遺産の緩衝地帯(バッファゾーン)および風致保安林に指定されています。

この場所は日本国民全員で守っていくべき場所です。
一部の富裕層向けのホテルを誘致する場所ではありません。
《国立公園リゾート化の問題点》
・国立公園の自然を観光の目玉にするのは低開発国の発想である。
・外資系ホテル事業者の参入は地方創生にも地域活性化にもならない。
・地方交付税交付金を増やして地元の観光事業を応援するべき。
現状と署名の目的
これまでに全国から1万3815筆の反対署名が集まり、地元住民を含む多くの人々がホテル誘致計画に反対しています。廿日市市が5198筆を集め、そのうち宮島町の署名が1018筆(71.8%)に達しており、地元住民の大多数が反対しています。それにもかかわらず、廿日市市は住民の声を無視し、計画を進めています。また、住民から求められた説明に対しても、廿日市市は適切な対応を行っていません。
私たちは、宮島の貴重な自然環境と文化遺産を守るために、廿日市市のホテル誘致計画の白紙撤回を強く求めます。自然は一度壊されると元に戻すことは不可能です。また、絶滅危惧種が失われれば、世界遺産としての価値が損なわれ、国際的な非難を受ける可能性もあります。多くの署名が集まっている現状を踏まえ、廿日市市が住民の声を真摯に受け止め、計画を撤回することを求めます。
どうか力をお貸しください
宮島の自然は人間や動物たち全ての生き物の共有財産です。これからの時代は自然をどこまでもいくつしみ共に歩むことが望ましいと考えます。そして、これまで通り包ヶ浦自然公園は動植物を大切にする、市民の憩いの場であり続けて欲しいです。それが私たち地元住民の願いです。どうか力をお貸しください。
ご署名と拡散、宜しくお願い致します。
※コメントもお待ちしております。
エール(ご寄付)について
ご署名だけでも構いません。エール(ご寄付)はあくまでも任意です。それでももしご寄付頂ければ、お気持ちに感謝し、ありがたくお受け取りさせて頂きます。また、皆様のお気持ちを無駄にしないよう、最後まで一層の責任を持って署名を提出させて頂きます。
エールの使用用途は以下になります
・外注費
・印刷費
・交通費
・広告宣伝費
・その他活動費や雑費
にあてさせて頂きます。活動内容は引き続きこちらのページや各SNSにてご報告させて頂きます。皆様のお気持ちに心より感謝いたします。
YouTubeチャンネルにて包ヶ浦自然公園ホテル誘致計画についての続報を発信しています。その他、宮島の鹿さんの現状についても映像でお伝えしています。
▶︎ 宮島の鹿さんチャンネル
宮島の鹿さんブログを立ち上げました。宮島の鹿さんへの給餌活動の実態や、その他さまざまな疑問にお答えするための記事を書いています。
▶️ 宮島の鹿さんブログ
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■ 団体:宮島の自然を守る会(同志一同)
代表:岡本貴晶(おかもと たかあき)
プロフィール:
宮島の鹿の給餌活動4年目。給餌活動16年目の米田さんご夫妻と共に、毎週宮島にわたり鹿さんに給餌活動を行っています。宮島の現状と鹿問題について日々各SNSとブログ、そしてYouTubeチャンネルにて発信しています。写真と映像はほぼ全て自身で撮影しています。
■ SNS
ブログ:https://itsukushika.com/
twitter: https://x.com/o_takatarou
Instaglam: https://www.instagram.com/okamototakaaki37
YouTube: https://www.youtube.com/@miyazimashika
各種SNSで署名についての続報を配信しております。
フォローしておいてください。
宮島の包ヶ浦に生息する鹿たち。
給餌の後なのでまったりくつろいでいます。
【出典】 絶滅のおそれのある野生生物(「レッドデータブックひろしま2021」)について https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/tayousei/j-j2-reddata2-index3.html
一般社団法人宮島観光協会 https://www.miyajima.or.jp/nature/nature_nature.html
広島大学デジタル自然史博物館 https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/
発地別観光客数 https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/uploaded/attachment/4728.pdf
廿日市市宮島包ヶ浦自然公園設置及び管理条例https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/reiki/reiki_honbun/m314RG00000402.html
新着報告
皆様お世話になっております。
2025年3月19日(水) 廿日市市への署名提出の動画を投稿いたしました。
※こちらの動画へのコメントやシェア(拡散)して頂けるとうれしいです
この度の署名活動で頂きましたエール(支援金)の収支報告を行います。
署名活動に使った経費
⚫︎署名チラシデザイン費 27,131円
⚫︎アイキャッチ画像制作費 6,600円
⚫︎署名チラシ 1,000部印刷費 2,510円
⚫︎署名チラシ2,000部印刷費 4,410円
⚫︎第一回チラシ配布1万部 9万2,455円
⚫︎第二回チラシ配布3万5千部 26万2,460円
⚫︎チラシ配り等交通費 1,500円×20回 3万円
⚫︎チラシ配り用ポケットティッシュ 3,850円
⚫︎ブログドメイン&サーバー代 1万1,268円/年
⚫︎WordPressテーマ SWELL 1万7,600円
⚫︎YouTube動画広告費 35万3,205円
⚫︎署名リストと署名コメント印刷費 4万4,055円
鹿さん給餌活動の周知に使った経費
⚫︎署名提出とパネル制作費 5,575円
⚫︎給餌活動パネルデザイン費 4万4,871円
無有無さん主催で、広島県東広島くらら文化ホールで行われた展示会。
宮島の鹿さんパネルを展示した時の様子です。
⚫︎給餌活動A4チラシデザイン費 1万2,819円
⚫︎給餌活動チラシ1,000部印刷費 2,106円
⚫︎給餌活動チラシ2,000部印刷費 4,470円
合計 92万5,385円
受け取りエール154万7,452円
合計エール 216万7,300円
差し引き 622,067円
残りのお金の使い道
残りのお金約62万円は鹿さん給餌活動の
交通費と餌代に充てさせて頂きます。
【鹿さんの餌代】
圧辺コーン代金
1,630円×10点=16,500円
16,500円×6 = 99,000円 (約1年分)
【給餌活動の交通費】
宮島JRフェリー代金 1日往復3,400円
ガソリン代金1日 1,500円
月4回合計 1万9,600円
5ヶ月分 9万8,000円
宮島にフェリーで渡り、
鹿さんに給餌活動をしている人にそれぞれ振り分けます。
米田さん
給餌活動の交通費約 5ヶ月分 9万8,000円
岡本
給餌活動の交通費約 5ヶ月分 9万8,000円
Nさん
(※毎週車で宮島に渡り給餌サポートしてくださっている方)
給餌活動の交通費約 5ヶ月分 9万8,000円
無有無さん
(※私たちとは別日に給餌活動してくださっている方)
給餌活動の交通費約 5ヶ月分 9万8,000円
合計 49万1,000円
差し引き
残り 13万1,067円
こちら残りのお金で
給餌活動のA4チラシの
ポスティング発注をしようと考えています。
この度は、皆様からのエール(支援金)に本当に助けられました。
エール金のおかげで、デザイナーさんに署名チラシのデザインを依頼し、ポスティング依頼をすることができました。
自分たちだけの資金では、毎月の給餌活動の交通費などで手いっぱいでここまで多くの署名を集めることは、とてもじゃないですが不可能でした。
皆様のエール(支援金)があったおかげで、ここまでやってこれたのは間違いありません。
皆様エールという形で応援くださり本当にありがとうございました。
私たちは今後も宮島に渡り鹿さんへの給餌活動を継続していきます。
そのためにも、宮島の現状の認知度を向上させるためのチラシを作成しました。
(サイズ:A4 jpg)
こちらのチラシとパネルは、今後の活動で長く使えます。
まだまだ、この活動の認知度は低いので、今後も各SNSなどで発信を続けます。
もちろん、宮島包ヶ浦自然公園の富裕層向けホテル誘致計画についても引き続き注視して参ります。
署名活動では使いきれないほど、多くの支援金を頂きましたので、現在宮島で給餌活動をしている人たちの交通費にも充てさせて頂くことができます。
エール(支援金)を交通費に充てさせて頂くことは、理解が得られるものと考えております。
私たちが宮島に渡り、餌を配って回らなければ、鹿たちは苦しみ餓死することになるからです。
ボランティア活動で一番負担がかかるのは、実際に行動している現場の人間です。
皆様からのあたたかいご支援が、この活動を継続する真の原動力となります。
【ご注意】
※この署名ページでの活動支援は打ち切りとなりました。
今後、エールを送るとVoiceさんに全額入りますのでご注意ください。
私たちの活動を応援してくださる方は、ブログ、YouTube、Instagram、Xをご覧ください。
⚫︎ 宮島の鹿さんブログ
⚫︎ YouTube
⚫︎ X
今後も、宮島包ヶ浦自然公園の富裕層向けホテル誘致計画についての情報を配信していきます。
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
宮島の自然を守る会
代表:岡本貴晶
メッセージ

















































