Sae Kudo
職場の人間から日常的に不同意わいせつを受け適応障害になり、現在休職中の性犯罪サバイバーです。
時間が経ってようやく自身に起こっていたことを理解し警察に駆け込みましたが、主に被害を受けていた現場のある都の警察署にも、所属事務所のある県の警察署にも、「その程度では被害届は出せない」「その程度では立件できない」と言われ泣き寝入りしました。
職場の人間に背格好の似た年配の男性を見ると動悸がするようになり、以降、交通機関の利用や日常生活にも支障が出ています。
そして、私が受けた被害よりもっと酷い被害を受けているのに、同じく泣き寝入りをしていたり、十分とはいえない補償しか受けられていない性犯罪被害者の方が日本にはごまんと存在しています。
性犯罪をする人間に問題があるのは勿論ですが、刑罰の存在自体が性犯罪の抑止力になることを考えると、現行の日本の司法が性犯罪者、特に男性の性犯罪者に甘すぎることもまた問題です。
統計には含まれることのなかった性犯罪被害者の数や、そもそもの日本人の人権意識の低さを思うに、性犯罪厳罰化の流れは当然ではないでしょうか。
これからの社会が、よりよいものになりますように。