経過報告

【ぶっちゃけコストはどのくらい? AIと一緒に算出してみた】
※駅ホームのサイズが不明でかつ、あくまでAIによるシミュレーションです。ご了承ください。<(_ _)>
前提(例として使う値)
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「ロープ式ホームドア」=床から胸くらいの高さに支柱を立て、ポール(ロープ)を横に張って列車停止時に開け閉めする仕組みを想定。
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対象は「ホームの1面(片側の線路)、長さ200メートル」とします。※Niigata駅の正確なホーム長は今回使っていません。ホーム長が分かれば数字を置き換えられます。
コストの内訳(項目と簡単な説明)
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支柱(ポールを支える柱):数が多い。
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ロープ・巻取機などの機械(ロープの張り・開閉機構)。
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センサー・制御装置(列車と連動、安全確認)。
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施工費(柱の基礎を作る、既存設備とつなぐ作業)。
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設計・管理費、予備(不確定要素のための上乗せ)。
支柱の本数を決める(例)
支柱はだいたい6メートルごとに立てると仮定します(見やすく、安全にするための目安)。
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ホーム長 200 m ÷ 支柱間隔 6 m = 33.333...
→ 切り上げて 34本(端で柱を立てるため)
(計算:200 ÷ 6 = 33.333… → 34)
各項目の単価(現実の幅を反映して幅をとる)
※正確な相場は業者や現場によって変わるため、低め〜高めの幅で示します。
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支柱(1本あたり):¥80,000 〜 ¥200,000
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ロープ+巻取機(ホーム全体で):¥500,000 〜 ¥2,000,000
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センサー・制御(ホーム1面):¥1,000,000 〜 ¥4,000,000
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施工費(基礎掘削・設置・電気工事など):¥2,000,000 〜 ¥6,000,000
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設計・管理・予備(全体の10〜20%):後で合算して掛けます
(これらは「想定のレンジ」です。現場調査で大きく変わります。)
支柱の合計(計算を丁寧に)
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支柱本数 = 34 本。
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低め単価合計:34 × ¥80,000 =
まず 34 × 8 = 272 → ¥272,000(だが単位が1万だから)正しくは
80,000 × 34 = 2,720,000(=¥2,720,000) -
高め単価合計:34 × ¥200,000 = 6,800,000(=¥6,800,000)
(計算詳細)
80,000 × 34 = 80,000 × (30 + 4) = 2,400,000 + 320,000 = 2,720,000
200,000 × 34 = 200,000 × 30 + 200,000 × 4 = 6,000,000 + 800,000 = 6,800,000
機械・制御・施工の合計(レンジで)
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・ロープ+巻取機:¥500,000 〜 ¥2,000,000
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・センサー・制御:¥1,000,000 〜 ¥4,000,000
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・施工費:¥2,000,000 〜 ¥6,000,000
これらを合計すると(低め合計 / 高め合計):
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・低め:500,000 + 1,000,000 + 2,000,000 = ¥3,500,000
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・高め:2,000,000 + 4,000,000 + 6,000,000 = ¥12,000,000
支柱とその他を合わせる
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・低め合計:支柱 2,720,000 + その他 3,500,000 = ¥6,220,000
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・高め合計:支柱 6,800,000 + その他 12,000,000 = ¥18,800,000
設計・管理・予備(10〜20%)を乗せる
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・低め(+10%):6,220,000 × 1.10 = 6,842,000 ≒ ¥6.8M
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・高め(+20%):18,800,000 × 1.20 = 22,560,000 ≒ ¥22.6M
(Mは百万=100万円。つまり6.8M=¥6,800,000)
最終見積もり(この仮定のもとで)
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200メートルのホーム(片側)にロープ式ホームドアを入れる場合の概算:
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だいたい ¥6.8百万 〜 ¥22.6百万(約¥680万〜¥2,260万) の範囲。
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重要な注意点(なぜ幅が大きいか)
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支柱材料の質や基礎工事の難しさで施工費が大きく変わる。古いホームだと補強が必要で高くなる。
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センサーや列車との連動システムの精度を上げるほど費用が増える。
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「ホーム全体(両側)」に入れるなら単純に×2。さらに駅横断歩道や階段など工事の邪魔があれば増える。
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維持費(定期点検やロープ交換)も別にかかる(年に数十万〜数百万円程度が想定される)。
もっと正確にしたいとき(現場でやること)
より正確な見積りを出すには次が必要です(業者が現地調査で調べます):
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・実際のホーム長(m)と柱を立てられる幅(有効幅)。
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・ホームの床・地盤の状態(補強が必要か)。
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・既存の電源/信号設備との接続のしやすさ。
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・要求する安全レベル(センサーの数と種類)。
いかがでしょうか?
肝心なところ(サイズ)は不明ですが、こうした算出をAIなどの技術面でカバーできれば「ロープ式ホームドア」は難しくはないと思います。