大阪・グリ下の若者に居場所を提供するユースセンターを取材しました

2025/05/23
大阪・グリ下の若者に居場所を提供するユースセンターを取材しました



こんにちは。

アソシエイトプロデューサーの田中です。

いつも映画「ギブ・ミー・マイライフ!」プロジェクトの応援ありがとうございます!


今回は、4月に企画脚本チームで行いました大阪取材についてご報告したいと思います。


映画「ギブマイ」の舞台は大阪!

大阪ミナミにある、有名なグリコ看板真下のエリア・通称「グリ下」は、東京・新宿の「トー横」と呼ばれるエリアと並び、居場所を失った若者が集まる場所として知られています。

その「グリ下」のほど近くに、認定NPO法人 「D×P」が運営するユースセンターがあります。若者たちに食事や安心して過ごせる空間を提供することを目的に、2023年6月にオープンしました。


このユースセンターは、映画「ギブマイ」の中でも必ず描かれることになるであろう鍵となる場所。

今回、監督・古新、共同プロデューサー・藤村、脚本・葛木、そしてアソシエイトプロデューサー・田中の4名で訪れ、実際のユースセンターの様子を知るとともに、スタッフの方々に利用者の実態や運営方針など、様々なお話を伺いすることができました。




雑居ビルの1フロアにあるユースセンターは、想像以上に開放感のある明るい空間。

大きなクッションやぬいぐるみ、漫画やゲームもあり、訪れるユース世代がリラックスして時間を過ごすことができます。

ボックスを積み上げた階段下のスペースは、一人で静かに過ごせる半個室的な使い方もできるそう。


ここでは食事や飲み物、新品の衣類を無償で提供するほか、電源も豊富に用意。

スマホの充電ができるのは貴重です。


「ギブマイ」製作の企画支援もしてくださっているD×P代表の今井紀明さんによれば、あえて「相談窓口」という看板を設けず、まずは安心して楽しく過ごせる場所であることを大事にしているのだと言います。


この場所を訪れる若者は、社会や大人との関係に傷ついた経験を持っていることがほとんど。苦しい境遇が当たり前になりすぎて、自分が困っているということにさえ自覚を持てないケースも多いそうです。

そんな若者が心を開き、大人に助けを求めるに至るまでには、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築くことが必要だと、今井さんは話します。


印象的だったのは、センターの運営について利用者自らが意見や要望を出し合う機会が設けられているということ。これまで社会で孤立してきた彼らにとって、些細なことでも自分たちの意見が他者に受け入れられる経験は、大きな歓びにつながります。


ユースセンターのスタッフのみなさんは、利用者からはニックネームで呼ばれていて、他愛もない話題で一緒に盛り上がってくれる、頼れるお兄さん、お姉さんのような存在。

空間の快適さだけでなく、人の温かさに触れられるから、ユースセンターは、繁華街に集まる若者たちにとってなくてはならない場所になっているのかもしれません。




来週は、大阪取材の続きをお届け予定!


映画「ギブ・ミー・マイライフ!」プロジェクトでは、孤立する若者自身とそれを支援する様々な方への取材を重ね、リアリティのある作品作りを目指しています。


そして、6月17日(火)19:30~21:30には、映画のストーリーを支援者と一緒に考えるイベント「みんなでつくる!『ギブ・ミー・マイライフ!』オンライン脚本会議」を開催します!

少しでもご興味がある方は、ぜひご参加ください!

イベントの詳細はこちら


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