京極 太郎
XXVII International Congress of Entomology (ICE2024)での学会発表は、Conservation, Biodiversity, and Biogeographyのセッションにおける口頭発表ではなく、ポスター発表である。口頭発表に耐えられるほどの内容ではないことがわかる。
ポスター発表のタイトルは、The Odonata fauna of the Imperial Palace, Tokyo(皇居のトンボ相)調査主体の成果発表で、こんな程度の内容で、東大の推薦入試に耐えられるものかは大いなる疑問。どうせなら、Natureに論文発表してほしい。今の時代なら、人間がわざわざ調査しなくても、たくさんのカメラをネットにつなぎ、AIに調査させられるでしょう。数学オリンピックでメダルを取った人に対して申し訳ない。
仮に東大に入学しても、卒業に必要な単位を取るのは難しいであろう。推薦入試合格者で留年や中退、はたまた不正単位付与というのは、推薦入試そのものに関する東大の見識が問われてしまう。