川部玲凪
メガソーラー建設計画に対する反対意見書
私たち宇久島地区住民は、現在計画されているメガソーラー発電所建設について、以下の理由から強く反対いたします。
1. 自然環境への影響
大規模な森林伐採を伴うメガソーラー建設は、地域の生態系を破壊し、動植物の生息環境を奪うだけでなく、土砂流出や地滑りのリスクを増大させます。私たちの地域は急傾斜地も多く、災害時には甚大な被害につながる恐れがあります。
2. 景観・生活環境の悪化
広大なパネル設置により、長年守られてきた地域の景観が損なわれることは避けられません。また、光の反射・騒音・工事車両の通行など、住民の生活に直接的な負担が生じます。
3. 安全性への不安
昨今、自然災害によるメガソーラー設備の損壊や火災事故が各地で報告されています。私たちの地域も豪雨・地震のリスクが高く、万が一の事故が住民に大きな危険を及ぼす可能性があります。
4. 地域に利益が還元されない構造
多くの場合、メガソーラー事業は外部企業によって運営され、地域住民への利益還元が少ない一方で、環境的・生活的な負担は住民が背負う構図となっています。この不公平さは到底受け入れられるものではありません。
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以上の理由から、本計画は地域の将来にとって望ましいものではないと判断し、建設計画の撤回を強く求めます。