山本一博
大学の研究では、新しい画期的な研究成果をあげることは、今後の研究費の獲得のためにも必要なことですが、その前に、国民の命と健康を守ることがおろそかにされていれば、大学の存在意義自体が失くなります。宮澤孝幸先生は大好きな研究に当てる時間も、睡眠時間も、家族との交流時間も犠牲にして、さらに真実を伝えることで、職を失うことも覚悟して、命懸けで論文の公開に踏み切られました。国民の税金で成り立ってある京都大学が、本来のあるべき姿は、そんな宮澤孝幸先生をできるだけの力を注ぎ助けることが求められています。それを解職に追い込んだことで史上最大の汚点を歴史に残しました。今からでも、是非反省をして、宮澤孝幸先生に復職を要請して頂きますよう、強くお願い申し上げます。