本募集の全ての受付が終了いたしました。
ご協力頂きまして心より感謝申し上げます。
大変ありがとうございました。
宮沢孝幸先生の京都大学退職に関する重大な「疑義」に対して京都大学に情報の開示と説明を求めます
宮沢孝幸先生の京都大学退職に関する重大な「疑義」に対して京都大学に情報の開示と説明を求めます
- 提出先:京都大学 湊 長博 総長 および 京都大学医生物学研究所 河本 宏 所長
活動詳細
-最初に~エールについて-
エール(寄付)はVoiceのシステムに標準で備わった機能ですので、署名だけしていただければ結構です(寄付は不要です)。しかし、それでももしご寄付をいただける場合は、想定される以下の費用のみ差し引き、残りは全額、宮沢先生にご相談の上退職後のご意向に従うような形で先生の支援に充てさせていただきます。
想定される費用:署名サイトへの手数料また振込等に要する手数料等
旅費交通費
署名簿等の印刷費
なお、この寄付金の取り扱いについてご指摘があったようです。
宮沢先生にご相談するにしても、先生が落ち着かれてからのこととなりますので、先生にコンタクトを取りご意向を確認するのは京都大学をご退官された後となる予定です。
それまでの間は会代表が責任を持って保管いたします。
-趣意書-
この度、いわゆる新型コロナ感染症(Covid-19)およびそのワクチンに関する問題で社会に対し重要な発信を続けてきた京都大学医生物学研究所附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化分野の宮沢孝幸准教授は、2024年5月をもって退職されることを公表しました(資料1「重要なお知らせ」(2023年10月31日発表))。しかしながら「重要なお知らせ」の中で宮沢氏は「コロナ禍においても私の本業での業績は十分であったにもかかわらず、大学からは最後まで理解を得ることはかないませんでした。」と心境を表明されています。さらに「まだ研究を続けたいのが私の本意ですが、心血を注いで築き上げてきた研究に必要な環境、研究室を来春で閉鎖する事態に至りました。」と吐露されています。この度の宮沢氏の退職は、国民から見て明らかに疑問点や不自然な点が多く、京都大学および同大学医生物学研究所に対して、極めて不可解かつ重大な「疑義」を抱かざるを得ません。
宮沢氏は、いわゆる新型コロナ感染症の問題および新しい手法を利用したそのワクチン(mRNAワクチン等)の安全性に関する問題で、社会に対し重要な発信を続けられてきました。例えば、書籍ではウイルス学者の責任(PHP新書)、コロナワクチン失敗の本質(宝島社新書)、ウイルス学者の絶望(宝島社新書) 等々、単著および共著を多数執筆し、テレビ番組等のメディア出演、講演、雑誌・言論誌への寄稿やSNS等、科学者としての自らの信念と国民の要請に基づいて発信されてきました。
現在では上記問題に関して国際的に様々な検証がなされており、宮沢氏の主張してきた懸念や問題提起を裏付けるデータや学術論文も数多く発表されています。さらに宮沢氏自ら明らかにした成果も存在します。しかしながら、日本における医療アカデミアの主流や国の見解・方針と、宮沢氏の学術的主張とは相反しています。我々国民は、そのことが宮沢氏への業績等評価に影響しているのではないか、という疑念を強く抱いています。
(資料1:「重要なお知らせ」)
京都大学の運営には国民の税金が使われています。「京都大学の会計情報」(資料2)によれば、令和2年度の運営費交付金の構成比は33.2%(536億円)、附属病院収益は23.5%(379億円, 大半は診療報酬と推定される)、補助金等収益は3.8%(62億円)、科研費等間接経費は1.8%(29億円)となり、これらを合わせると62.3%(763億円)近くが公費負担と考えられます。国民の税金を多分に使用している京都大学は、宮沢氏の退職に関する我々国民の声に誠実かつ真摯に回答する義務があるはずです。
(資料2:京都大学の会計情報)
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/inline-files/annual-report-2021-12-f1ab5bd52c34776b17bb0dcc5d6b81b2.pdfこの問題は一学者の評価や進退の問題にとどまりません。本件に際し、京都大学ならびに同大学医生物学研究所に対して国民の声を届けるとともに、以下の要求に対して誠実かつ真摯な対応を求めます。
1.評価基準について(回答要求[1][2])
宮沢氏は「重要なお知らせ」(資料1)の中で、「コロナ禍においても私の本業での業績は十分であったにもかかわらず、大学からは最後まで理解を得ることはかないませんでした。」と綴られています。京都大学医生物学研究所附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化分野 宮沢研究室の研究活動が、研究室の廃止に至る程そのミッションに乖離していると判断したことの説明の公表[1]、ならびに評価判断基礎となった基準の公開[2]を求めます。
2.学者の独立性に関して(回答要求[3][4][5])
大学教員は国民が混乱に陥るような社会問題や重大関心事に対して、独立した専門家として国民や社会に対し情報や見解を発信することが求められます。例えば、「科学者の行動規範」(資料3; 日本学術会議,平成25年1月改訂版)では、前文にて以下のように記載されています (以下抜粋)。
「科学者は,学問の自由の下に,特定の権威や組織の利害から独立して自らの専門的な判断により真理を探究するという権利を享受すると共に,専門家として社会の負託に応える重大な責務を有する。」
(資料3:科学者の行動規範)
https://www.scj.go.jp/ja/scj/kihan/kihan.pamflet_ja.pdf教員評価にも関わる重要な社会貢献活動です。しかも、個々の学者が主張する科学的見解自体は、その学術的根拠がある限りにおいて学者の評価判断とは関係がありません。もし、宮沢氏の見解が誤りであると評価者が抱いているのであれば、公的な場での学術的反論が必要です。前述の「科学者の行動規範」に示されている通り、大学等研究機関に所属していても、また、役職等の立場にも関係なく、学者は専門分野の発言や関連する社会活動に関しては独立した存在であり、それは学術界においては常識であるはずです。これらの常識に基づいて宮沢氏の評価を行ったのか否か?[3] もし、評価しなかったのであれば、その常識に反した理由は何か?[4] さらに、それらは京都大学の他の教員にも平等に適用されているのか?[5] 説明を求めます。
3.研究の中断等に関する配慮について(回答要求[6][7][8][9])
研究者が行う研究は、個人的または社会的事情により一定期間中断することが認められています。例えば競争的研究費である科研費や民間の研究費による研究であっても、正当な理由があれば一定期間中断する手続きが可能です。特にコロナ禍においては、感染対策や社会の混乱を理由に研究の中断が柔軟に認められていました。ウイルス学の専門家でワクチンにも造詣の深い宮沢氏が、事の重大さを鑑みて自ら発信をはじめ、メディア・講演会・出版等々、社会から次々に要請を受けるのは自然かつ当然の流れのはずです。しかしながら、それによる研究の中断等に関して、大学側は評価において具体的にどのような配慮をしたのか?[6] 配慮しなかったのであればその理由は何か?[7] また、評価の際にはコロナ禍であることを考慮したのか?[8] さらに、それらは京都大学の他の教員にも平等に適用されているのか?[9] 説明を求めます。
4.宮沢氏の学術的立場が評価者の評価に影響を与えないための中立性の確保について(回答要求[10][11])
前述の通り、現在の日本における医療アカデミアの主流や国の見解・方針と、宮沢氏の学術的主張とは相反しています。現在、新型コロナ感染症(Covid-19)や、その病原ウィルス(SARS-CoV-2)の起源、およびそのmRNAワクチン等の安全性、さらには国際政治学的背景までもが世界中で議論・論争の的となり、検証が始まっています。このような状況の中では、宮沢氏の学術的立場が評価者による評価に影響を与えないための中立性の確保が必須と言えます。例えば、医生物学研究所の河本 宏 所長は、新型コロナ感染症のmRNAワクチン等について推進・推奨の立場を取っています(資料4,5)、また、大学総長の 湊 長博 氏は、医学系(専門は免疫学)の出身です(資料6)。特に河本 宏 所長については、宮沢氏の業績等評価に対し、利益相反ひいては利害対立が疑われます。河本氏に関する研究費等の獲得および提供を受けた資金・謝金等について、次年度以降内定分を含むすべての情報開示を求めます[10]。
(資料4:裏医生研 河本宏 所長YouTube動画)
https://www.youtube.com/watch?v=y6MbZ6m4_AY&t=808s
(資料5:新型コロナウイルスワクチンについて, 河本宏氏 作画, 日本免疫学会サイト)
https://www.jsi-men-eki.org/general/covid-19/
(資料6:湊 長博 総長 略歴)
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/president/profile
戦前の京都帝国大学では思想弾圧事件である瀧川事件(昭和8年)がありました。前年の昭和7年には五・一五事件、3年後の昭和11年には二・二六事件が起こっています。その後の帝国の顛末は万人が知るところです。令和の世にあって、我々国民は、再び学問の自由ならびに言論の自由が脅かされつつある危険性を強く感じています。そして我々国民は、宮沢氏が退職に至るまでの過程が不可解であることに対して、重大な「疑義」を抱いています。現在、国際的に議論の渦中である宮沢氏のSARS-CoV-2、Covid-19、およびそのワクチンに関する学術的主張の立場が、業績等評価者の評価に影響を与えないための中立性の確保について、大学側はいかなる措置を執ったのか?[11]、京都大学ならびに同医生物学研究所に対し、誠実かつ真摯な回答を求めます。
以上
-署名について-
署名いただくには、Voiceにメールアドレスをご登録いただいた上となります(https://voice.charity/informations/guide の「署名について」をご確認ください)。
また、署名される際にもお名前(本名、アカウントネーム等問いません)およびご登録時のメールアドレスの記入が必須となっておりますので、ご注意ください。
-団体プロフィール-
宮沢先生を護る国民の会
代表 樋口 義弘
-SNS-
X(旧Twitter):宮沢先生を護る国民の会 @protectshionyan
新着報告
ご連絡が遅くなり申し訳ございません。
また、様々な検討を行いましたが、結局総長、所長に面会して直接手渡しすることは断念し、郵送といたしました。
宮沢先生がこの15日付でご退職されましたので、さっそく翌16日に郵送しました。
重ねて申し訳ないのですが、署名簿本体を撮影し忘れてしまいました(封をした後に気づきました)。画像をご覧いただければおわかりとは思いますが、中にコピー用紙400を大きく超える束が入っております。
追跡サービスで5月17日には先方に届いたとの確認を行っております。
直接手渡し出来ませんでしたので、総長、所長が署名簿を手に取ったか、またご覧になったかの確認は取れないままではございますが、今回の署名活動につきましてはこれで完了といたします。
皆様本当にありがとうございました。
なお、皆様からいただいたご寄付につきましては、この報告の後に受け取ることになります。代表の方でいったんお預かりし、宮沢先生のご準備ができましたら即時お渡し(振込)する予定となっております。金額や先生へのお渡しに関する報告は、この完了報告の修正やXにおいて行う予定です。
2024.5.22追記
昨日、Voice様より寄付金の入金がありました。明細につきましては以下をご参照ください。
ご寄付いただいた皆様本当にありがとうございました。入金された金額をそのまま宮沢先生にお渡しいたします。
先日の講演会&演奏会において目録はお渡しいたしましたが、2024年6月11日に宮沢先生宛に振り込みいたしました。先生にも入金をご確認いただいております。
これだけの金額を先生にお渡しできたのもひとえに皆様のおかげです。本当にありがとうございました。先生からも皆様への感謝のお言葉をいただいております。
これを持ちまして今回の活動は全て終了といたします。ご協力いただけました皆様、本当にありがとうございました。
先日来報告しております通り、現在も状況に変化はございません。
なお、様々な情報を踏まえ検討しておりますが、提出時期についても宮沢先生のご退職の後になる可能性が高いことをご了承くださいますようお願い申し上げます。
前回のご報告以降、状況に変化はございません。
今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。