経過報告
★10月26日、本会議を終えて
本日、台東区議会において第三回定例会が閉会しました。
本会議冒頭、松村議員より謝罪と発言の一部撤回がありました。
何年ぶりでしょうか・・・。私の目から涙が零れました。
それは撤回・謝罪したからではありません。
松村議員のお話を聞き進めていく上で。自民党としての松村智成、個人としての松村智成、そして3人の父親としての松村智成と色んな葛藤と共にこの1か月過ごしてきたんだろうなぁと想像したら、心が締め付けられる思いになりました。
松村議員は仰りました。
『双方の署名を真摯に受け止め、私が引退するまで子どもたちの為に尽力します。』
私たちはこの言葉を信じ、今後の松村議員を見守っていきます。
★本署名を活動を終えて
もう皆様も感じていると思いますが、今回こういった活動を実施してみて身に染みて感じました。
今現在の多様性は、一方だけの意見を押し通すのが多様性。
私たちの署名活動は最後まで大手メディアに取り上げられる事はありませんでした。
そんな状況の中、これほどの署名数と心温まるコメントを頂けたのは、賛同して頂いた皆様が地道に拡散してくださった結果であります。
誠にありがとうございます。
こうして集まった15735筆。私たちの成功体験にしてもいいのではないでしょうか。
重ねまして御礼申し上げます。
★最後に発起人・亜沙燈より
私たち市井のLGBT当事者の声は、今まで世の中に届けられることがありませんでした。
LGBT団体や過激な発言を繰り返している団体は、私たちLGBT、性的マイノリティの代表ではありません。
私たちと関係ない人達が、さもLGBT当事者の代表のような声の上げ方をしていますが、これはごく一部の声です。
私たちの中には、子供たちの未来がよりよいものになって欲しいと願い、過激な性教育や偏った性の多様性教育に危惧を抱いています。
たくさんの方々にこの気持ちを知って頂けたことが有難いです。
そしてなによりも、今の世の中の風潮でLGBT問題や包括的性教育の問題に関し声を上げづらくなっている中、台東区議会・松村智成議員が発言してくださったことは感謝しかありません。
松村議員の勇気ある発言に私たち市井のLGBT当事者、そして台東区の子育て中の保護者は大変励まされました。
松村議員が今回謝罪・撤回したということよりも、あくまでも松村議員が、勇気を持って発言してくれた事、そして皆さんが本署名にご協力頂き、共に声をあげてくださったことに心より感謝申し上げます。
この度は本当にありがとうございました。
これからもLGBT問題はまだまだ続きますが、皆様お一人お一人が子供たちのために注視して考えていって頂きたいと思っています。
ありがとうございました。
以上をもちまして、本署名活動は終了となります。
最後までご支援、ご協力頂きありがとうございました。
市井のLGBT当事者および、台東区の子育て中保護者有志一同