企画・プロデューサー 小島希美が社会に「ギブマイ」を届けたい理由
「9人に1人の子供が明日食べるものに困っている」この話を聞いたとき、私は大きな衝撃を受けたと同時に、ある出来事が思い出されました。
会社員だったとき、私はある大学の学生相談室の運営の仕事をしていました。そこには日々居場所のない学生や、学校に来れない学生が訪れます。担当の人事の人がおっしゃるには、「学費を自分で稼がないと学校に通い続けられない学生たちが多数います。」とのことでした。日本でそんな学生たちがいるんだと、当時、私はびっくりしました。だから、昼間学校に来れず、学校に友達もできずなじめない。悪循環があるんです、と。
他の大学の相談室の運営をしているカウンセラーさんも、私の担当している大学でもそうだと言っていたの思い出しました。
その仕事を離れて、10年以上が経った頃、冒頭の話しを聞きました。その背景は様々でひとり親家庭や、ヤングケアラー、虐待と環境は子どもたちによって異なります。ただ、共通していえるのは、手を差し伸べられるべき未来ある子供たちが、誰からも助けられずに明日生きるためだけに必死になっていると言うこと。
「なんとかしなければ」ただその感情だけが大きくわき上がってきました。
私自身、裕福な家庭で育ったわけではなく、色々と問題を抱える家庭でした。中学生の時に同居していた祖母が自殺し、父はギャンブルで多額の借金があり、母が必死に家族を守ってきました。そんな環境の中、私も兄も心身共に健康に、そして大学まで出してもらったのは、本当に母のおかげです。そんな母にこれから親孝行して恩返ししたい、と思った矢先、母は末期のスキルス胃がんで他界しました。私が25歳の時でした。
いつか、結婚して子供を産んだら、母が命をかけて注いでくれたこの愛情を自分の子供に返していこう、そう決めていました。
でも、私の身体は子供を作れませんでした。生まれつき卵巣に腫瘍があり、19歳で左卵巣を摘出。その後もホルモン異常で不妊治療をしてもまったく効果がなく、子供をつくることを断念せざるを得ませんでした。
でも、思うのです。自分の子供であってもなくても、ご恩をお返しすることはできる。明日の我が身もわからない子どもたちがいる。今、私が母からいただいたもの、教えてもらったことをお返しするときなのではないか。
日本は、平和で何の不自由もない。嘘ではないけれど、それは一部の真実です。もう一つの真実をしっかりと世の中に伝え、支え合う社会の一助になればと思っています。
そして、これは子どもたちの問題ではなく、社会を作る私たち大人の問題です。私たちのあり方が問われています。
普段人事コンサルタントをしている私は、ハラスメントをする人たちのサポートをたくさん行ってきました。大人たちの心の闇がこの社会にはあります。でも同様に彼らもまた、社会や環境やこれまでの生い立ちなどで追い詰められてきた被害者でもあるのかも知れない。
だからこそ、善悪を越えて、その心の闇に寄り添ってあげることが大切なのだと思います。この作品では、そういった闇を悪者とすることなく、柔らかな光をあてながらも、あるべき社会の姿、子どもたちが希望を持てる社会の姿を描いていきたいと思っています。
「ギブ・ミー・マイライフ!」企画・プロデューサー 小島 希美 株式会社シースリーフュージョン代表 企業向けメンタルヘルス対策の専門会社で、メンタル不調者を発生させない組織作り、不調者発症時の対応について長年従事し、対応企業は200社以上に及ぶ。対策が進みづらい中小企業のメンタルヘルス・組織作りを支援したいと独立。「生きることに歓びを感じられる社会へ」をミッションに、働く人すべてが幸せに仕事をして生きられる世の中を作るために日々、コンサルティングや研修、社員面談等を通じてサポート。企業で具体的な課題解決を行う一方、研修講師としても各企業や団体に呼ばれ、全国で研修・講演を実施する。
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【7/29(火) 会場&オンライン同時開催!】
映画監督・古新舜 × D×P代表・今井紀明 特別対談
『子どもたちの未来は、大人との“かかわり”で決まる。』
\社会からこぼれ落ちそうな10代に、希望の光を届けるために/
2027年公開を目指す、映画『ギブ・ミー・マイライフ!』。
その制作背景にある“志”と、現場で若者と向き合う支援のリアルを、
映画監督・古新舜と、認定NPO法人D×Pの今井紀明Noriaki Imaiさんが語り合います。
参加者との質疑応答の時間もございます!
🍀こんな方にぜひ届けたいイベントです🍀
✔ 教育・福祉・子ども支援に関わる方
✔ 若者の孤立や貧困に心を寄せる方
✔ 社会課題をテーマに映画や物語をつくりたい方
✔ 志ある生き方・仕事に触れたい方
🗓日時:2025年7月29日(火) 19:15~20:45(会場18:45)
📍会場:セシオン杉並(東高円寺駅より徒歩5分)/オンライン参加も可能
🎟参加費:1,000円(+任意のご支援歓迎)
💬トークテーマ例:
・なぜ、今「映画」なのか?
・支援現場から見える10代のリアル
・制度を超えて、人が人にできること
・希望をどう物語るか?
🌐お申し込みはこちらから▼
👉 https://givemy20250729talkevent.peatix.com/view
「映画で社会を変える」その一歩に、ぜひ立ち会ってください。
皆様のご参加、心よりお待ちしております🍀