経過報告
皆様、当プロジェクトにご賛同いただき、たくさんの署名・ご支援・激励のコメントを賜り、誠にありがとうございました。報道にありますように、4月28日に経口中絶薬が承認されてしまいました。大変残念です。
しかし、承認やむなしの中、最後まで加藤厚労大臣を緊急訪問し、経口中絶薬の厳格な管理条件をつけるよう要望いたしました。その結果、医師による厳格な管理下でのみの使用となり、実際は使われにくい薬となりましたことをご報告致します。これもひとえにご協力下さった皆様のご尽力のお陰と心より感謝申し上げます。
当プロジェクトは、2022年3月から、こちらのネット署名を開始し、従来の紙署名と並行して署名活動を展開してまいりました。そしてこれまで、中絶薬について国会勉強会の開催(5月・10月)と、昨年2回(8月・12月)厚労大臣に署名を提出して、私たちの思いを訴えてきました。お蔭をもちまして、多くの国会議員の賛同を得ることができました。当初、一年以内に承認されると報じられていましたが見送られ、令和5年1月27日の医薬品第一部会の審議でも承認はされずパブコメに持ち込まれ、3月24日の薬事分科会でも承認予定を覆されました。これも胎児の命を守りたいとの全国の皆様の署名等の尽力と願いの賜物と感謝申し上げます。
その間、ネット署名の締め切り日を伸ばしてまいりました。
27日朝、経口中絶薬の厳格な管理条件を大臣に要望する折、ネットと紙を合わせて新たに集まりました約1500筆の署名を提出しましたことをご報告いたします。これで今までの署名の総合計は57,737筆となりました。
当プロジェクトとしましては、今後も経口中絶薬の危険性を訴え続け、さらに承認後の経口中絶薬が安易に使用されないように厳格な条件が守られているかを管理・監視していく所存でございます。何らかの動きがある時には再度ご案内致しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
いただきました活動へのご寄付につきましては、これまでかかりました費用の補填、またこれからの活動準備のために当てさせていただきます。心より感謝申し上げます。
※画像は、昨年末に提出した署名になります