経過報告

オンライン署名提出完了のご報告

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活動完了のご報告
2022/05/28
オンライン署名提出完了のご報告


オンライン署名 提出完了のご報告


七山・脊振山系の暮らしを守る保安林を守る会です。


2022年5月27日(金)
(仮称)DREAM Wind佐賀唐津風力発電事業の白紙撤回を求めるオンライン署名を


①佐賀県唐津市 峰達郎 市長
②大和エネルギー株式会社
宛に提出いたしました。







長期にわたる皆様のご支援に、心から感謝を申し上げます。


今回新聞社には告知していませんが、佐賀新聞から問い合わせがあり、ウェブ版に掲載してもらっています。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/861426



美しくのどかな原風景が残る佐賀県唐津市七山と、その隣の福岡県糸島市二丈に暮らす住民の命と暮らしを大規模風力発電の無謀な開発工事から守りたい。


その思いで始めたオンライン署名に、たくさんのご協力いただき、436名の方々にご署名いただきました。ご協力有難うございました。


また昨年の5月に提出した保安林を守る署名3,123筆の追加分904筆(合計4,027筆)も合わせて唐津市長宛に提出いたしました。


【提出物】

■七山・脊振山系への大型風力発電のための大規模開発から暮らしを守る保安林を守る署名
唐津市へ追加提出 904筆(前回3,123筆、合計4,027筆)


■「唐津市マスタープラン」に沿い美しい農山村と景観遺産を次世代に引き継ぐことを求めるオンライン署名 唐津市、大和エネルギー株式会社へ提出 436筆


■背振北山県立自然公園及び保安林の保全に関する要望書(背振北山県立自然公園の保全を求める会)


それと共に風力発電と健康被害に関する参考資料と要望書を県知事、市長、議員宛に提出しました。


【参考資料の提出先】

佐賀県知事、唐津市長、佐賀市長、糸島市長、
唐津市議会、佐賀市議会、佐賀県議会の全議員97名


【参考資料】

■脊振北山県立自然公園及び保安林の保全を求める要望書の写し

■長周新聞 風力先進国で行詰まる再エネ事業
(低周波による健康被害、脅かされる漁場)


■『(仮称)DREAM Wind 佐賀唐津風力発電事業環境影響評価方法書』に対する市民の意見書の抜粋


■鶴田 由紀 氏 取材ルポ 3p「風車を拒絶した島 風車に翻弄される島」『自然と人間』2010年2月号



署名内で頂いたエール金のうち、署名サイトVoiceから差し引かれる 25% を除いた金額は



議会配布用の新聞購入費(100部)、資料印刷費、封筒・用紙購入費、ポストカード型フライヤー印刷費(3500枚)、郵送費に充てさせていただきます。ご協力いただいた皆様、有難うございました。



今回、署名提出の後に唐津市との質疑応答の場を設けました。


以下、質疑応答の詳細です

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(守る会)佐賀県唐津市七山における風力発電事業は現在、環境影響評価配慮書、方法書についての大和エネルギーへの意見書提出、大和エネルギーによる「環境影響評価方法書」についての住民説明会が行われました。会場では賛成意見は少なく、不安や質問が多かったように思います。この事業について幾つか疑問点があるので確認させてください。


Q1.佐賀唐津風力発電事業については建設予定地の保安林の解除が必要ですが、佐賀県は令和3年9月16日の定例県議会一般質問で池田宏昭農林水産部長は「保安林の解除は困難である」と答弁しました。佐賀県は令和3年9月30日経済産業省大臣あてに意見書を提出しましたが環境保全上の支障、土地利用計画のないことを理由に指定解除の要件に合致していないとしました。現在の唐津市の見解を教えてください。


(新エネルギー推進課)

A1.唐津市としては再生可能エネルギーの推進、導入は積極的にするが、保安林を保全するという佐賀県の姿勢をふまえて、事業者(大和エネルギー株式会社)の今の計画のままでは進めていくのは困難であると思っています。事業者が計画を極端に変更することがあれば、また一から検討することになります。


Q2.七山のあの場所が、今後風力発電などに唐津市の土地利用計画に位置付けられるようなことはあるのでしょうか?


A2.唐津市としても、土地利用計画に慎重になっています。佐賀県が保安林を保全するという見解であるので、その方針に準じていきます。


Q3.令和4年3月14日~16日、事業者による建設予定地の希少猛禽類の調査が行なわれていますが、現在の状況、また今後の七山風力発電事業はどうなっていくのか教えてください。


A3.現在、事業者は猛禽類の調査などを行なっていますが、唐津市の意向は事業者には伝えてあります。事業者とは密に連絡をとれるようにしていますが、事業者は現在も七山に話に行っているようです。それが住民に対するものか調査のためかは分かりません。


Q4.令和3年6月の市議会で、唐津市長は大和エネルギーに対して、唐津中心部での説明会の開催の申し入れをすると発言されていますが、現状はどうなっていますか?


A4.唐津市として、唐津中心部での説明会の開催を事業者に要請しているが、事業者の回答はありません。


(守る会)

山の尾根を削ることで、地下水脈や川の生き物、ななの湯や井戸水などへの影響を懸念しています。肥前町の風力発電の近くの農地では農作業の時間を短くしないと体調に影響があるとの報告もあります。

今回の七山での風力発電事業は、災害・景観・健康被害などの点から見ても非常にリスクの高い事業だと思いますし、七山の素晴らしい自然や暮らし、文化は唐津市の貴重な財産であると思います。同じ想いの沢山の方たちの署名が集まりました。

これからも脊振山系の自然が守られるように願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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2021年3月に七山・脊振山系の暮らしを守る保安林を守る会を発足し、署名提出の間にも少しずつ、唐津市七山の風力発電事業の危険性についての周知が進んで参りました。


これもひとえに、皆様のお力添えがあったからこそです。


※以降はホームページにて、活動のご報告をさせて頂きます。
https://hvkcy.crayonsite.net


あらためまして、

私たちの声に耳を傾けて下さいました皆様へ。心より感謝を申し上げます。


七山・脊振山系の暮らしを守る保安林を守る会
発起人一同


署名 / エールを贈る