2021/10/24
10/23 署名を提出いたしました。(動画あり)
“ 奄美人の父は言います。 「私の奄美の海は、なくなった」“
頂いたこのコメントが、全てを表しているようで印象的でした…
短期間にも関わらず、たくさんのご署名とメッセージ、そしてエールも頂きまして、誠にありがとうございます。
10月23日、
ネット署名分1,094件とメッセージ358通と、手書きのご署名約500件を提出いたしました。
当日は、鹿児島県知事が来島し、住民「知事とのふれあい対話」が行われていました。
応募して選ばれた住民10名のうち2名から、この嘉徳についての意見と要望が投げかけられました。
知事の返答(一部)
「砂が戻っているから護岸の能力があるというご主張をいただいておりますが、海岸の専門家によると、砂浜と砂丘とは違っていて、砂浜というのは波の威力を減衰させる機能は必ずしも充分ではない。
今のところ、台風が来ても安全だということですけれども、台風、災害が激甚化している中で、住民の皆さんが大変不安に思っているという流れで要望をいただいている、というのが実態でありますので、やはり県としては、そこに住んでいらっしゃる人の安心・安全をどういうふうにできるのか、ということが一番重要な事だと考えておりますので、この辺については、○○(←おそらく担当部署名)の方に、ご指摘を踏まえて、お伝えしたうえで、考えていきたいと思っております。」
これまでも、弁護団により県に対して具体的な調査結果も合わせて申し入れをしていたり、実際に訴訟も継続中です。
皆さんは、知事のこの返答をどのように感じられたでしょうか。
嘉徳と類似した案件として、住用の市(いち)という地区で起こっている海岸汚染についても意見が挙がりました。
(個人的に、嘉徳にかける税金は、市(いち)の問題解決に振り替えられないものかと思ってしまいました。)
実際の動画のリンクを貼らせていただきます。
■嘉徳についての意見(一人目)
https://www.facebook.com/100002131864811/posts/4550091315071886/?d=n
■嘉徳についての意見(二人目)
■知事の返答①(市問題も含む)
■知事の返答②
これが、世界自然遺産登録の地で起こっている実態の一部です。
国や行政を動かすのは、行政ではなく住民です。
主体は、私たち国民・住民にあることを、これからも忘れないようにしましょう。