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ご協力頂きまして心より感謝申し上げます。
大変ありがとうございました。
世界自然遺産登録地の緩衝地区・嘉徳海岸砂丘に
護岸提をつくらせない緊急署名のお願い!
世界自然遺産登録地の緩衝地区・嘉徳海岸砂丘に 護岸提をつくらせない緊急署名のお願い!
- 提出先:鹿児島県知事 塩田 康一様
活動詳細
■ はじめに
奄美大島の南部に位置する瀬戸内町には、国内でも数少ない、恐竜時代からその形を変えていない自然海岸である嘉徳浜が存在しています。
国土交通省が国会において「日本に残る三つの自然砂丘の一つ」と答弁しており、1980年には日本で初めてのオサガメの上陸と産卵が確認されたり、1970年代には嘉徳集落内で「縄文土器」が出土するなど、森、川、海とつながる自然の恵みを受けながら、古代人の暮らしが営なまれていたことが想像できる希少な地であり、日本の財産とも言うべき地域です。
ところが、2021年7月26日「奄美・沖縄、世界自然遺産登録」が実現し、この地域を特別区域保護のための「緩衝地帯」に編入されたにもかかわらず、大規模なコンクリート護岸提の建設工事が始まろうとしています。
約2年間にわたり嘉徳浜の変動調査を行っている海岸工学の専門機関によると、コンクリート護岸提の必要性について疑問が指摘されているため、鹿児島県に対し、これまでにも工事見直しの要望を投げかけてきましたが、受け入れられず、いよいよ工事が始まろうとしています。
最近ではNew York Times誌にも取り上げられるなど、奄美大島、鹿児島だけの問題ではなく、世界の中の日本の問題として、日本人すべての方々に考えていただきたい問題です!
鹿児島県が世界へ誇れる嘉徳流域を残すため、護岸提建設を思いとどまることを要望すべく、10/23の鹿児島県知事来島の際に、署名を直接提出します!
※10/23提出後10/31までに頂いたご署名は、追加で提出いたします。
■ 活動立ち上げの背景
●嘉徳は、16世帯20名の小さな集落です。
●アオウミガメ、アカウミガメの産卵、リュウキュウアユ、オカヤドカリ、アマミノクロウサギ等々レッドデータ種も多く棲み、生物の多様性は、日本自然保護協会の調査でもお墨付きを受けています。
●工事の理由は、2014年の台風18号・19号で集落墓地近くの砂丘の一部が侵食されたことをきっかけに、集落とその墓地を守るため、とされていますが、その後、大量の砂が自然に回復していることが確認されています。
●そもそも、2014年の台風の前に行われていた、嘉徳海岸沖の海砂の採取や、重機を使って嘉徳川河口の砂を移動させて人為的に川の流れを変えたことが砂浜侵食の要因と考えられています。
●工事の規模は、当初は長さ580メートルもの波返し護岸提の計画から、自然保護団体の求めにより180メートルに縮小されてはいますが、それでも、高さ3階建てのビルほどもの規模となっています。
●海洋工学の専門機関の調査によると、海に流れ込む嘉徳川は、河口が一定することはなく移動しながら海浜全域に砂を供給する河川形態であり、集落の前面(浜の中心)には沿岸砂州と前浜・後浜が形成され、台風などの強い波のエネルギーを吸収する機能が働くことが確認されています。
●つまり、陸に堆積した砂浜はもとより、陸からは見えない海底にとどまっている砂の堆積層、すなわち「サンドバー」が「消波」の役目を果たしているのです。
●さらに、根の強いアダンの木やソテツが、昔から防風・防潮・防砂林として集落を守ってきたことも、過去の空撮写真などで確認されています。
●近年でも、嘉徳海岸には幾度と台風が来襲していますが、砂の消失は無く、逆に増えており、高台にある集落住居は護岸せずとも、安心・安全は確保されているのです。
●以上のことを踏まえ、専門家やボランティア有志により、アダンの植栽や定期的な砂浜測量が今も行われています。
●これまでにも、鹿児島県に対する要望書提出や住民監査請求が行われましたが、却下され、現在は、住民訴訟が起こされています。係争中であるにもかかわらず、結審を待たず工事の入札が行われ、工事が行われようとしています。
世界に類を見ない海浜風景を求めて、海外からも含め来島者は増えています。嘉徳川に触れた方々は、異口同音に悠久の川の流れと砂浜の美しさを絶賛します。
世界自然遺産登録とは、このような大自然を「人間の英知で残す取り組み」だと確信しています!
☆写りが良くなく申し訳ございませんが、署名用紙の原紙を添付します↓
■ 活動内容の詳細
来たる10/23に、鹿児島県知事来島のイベントが予定されていますので、署名を提出いたします!
■エールの使用法
※ご署名のみお受けいたします。
現状をご理解いただき、多くのご署名いただきますよう、なにとぞお願い申し上げます。
さらに拡散いただけると大変ありがたいです。
■ 団体(代表)
奄美の自然と平和を守る郡民会議 議長 星村博文
奄美市名瀬永田町12-27 0997-52-4026
■ SNS
●Facebook、Instagramにて#savekatokuで検索いただくと、様々な皆様の活動をご覧いただけます。
#savekatoku
#世界自然遺産
新着報告
2021年10月、緊急の呼びかけにもかかわらず、たった2週間ほどで1,000名を超えるご署名とたくさんのエールを寄せていただきまして、本当にありがとうございます。
★署名提出につきましては、過去の経過報告からご確認ください。
2021/11/02投稿→ https://voice.charity/events/238/reports/463
2021/10/24投稿→ https://voice.charity/events/238/reports/442
皆さまとは直接コンタクトは取れずとも、たくさんの仲間が居て下さるようで大変心強いです!
「活動報告」させていただいておりますとおり、現在も行政に対して対話を求める活動は続いておりますし、今後も続けていきますが、本サイトからの発信は終了といたします。
本サイトにいただきましたエール金は、
すべて「奄美の森と川と海岸を守る会」様に寄付させていただきます。
今後のご賛同は「奄美の森と川と海岸を守る会」様によるこちら↓のサイトへお願いいたします!
「最後の "ジュラシック・ビーチ"奄美大島・嘉徳海岸を 巨大な護岸建設工事から救おう!」 http://save.katoku.org
多数のご賛同を、どうぞかどうか、お願いいたします!!
■過去の情報、今後の発信はこちらからご確認ください。
たくさんの人に知っていただきたいので、情報シェアもしていただけると有難いです。
(1)奄美の森と川と海岸を守る会
①ホームページ
https://amamiworldheritage.org/petition/save-katoku-beach-jurassic-beach/ja
②YouTube
③Facebook
https://www.facebook.com/katokuhama/
④Instagram
https://instagram.com/katokujurassicbeach?utm_medium=copy_link
(2)奄美大島・嘉徳浜弁護団
①Facebook
https://www.facebook.com/jurassic.beach.katoku/
②Instagram
https://instagram.com/katoku_lawyers?utm_medium=copy_link
合言葉は、「#savekatoku」!!
もし皆さまが発信される際は、ハッシュタグ #savekatoku をご活用ください!
それでは引き続きご支援の程、どうかよろしくお願い申し上げます!!