経過報告
2024年12月16日(月)、みなさまのお声を国に届けてまいりました。経過報告を担当しているまどかです。
本日は省庁への申入れにて署名簿を提出したお知らせをいたします。
この夏より本活動をスタートさせ、みなさまに支えていただくご縁が巡りました。共同親権問題のまだまだ小さき声を、国へ、そして社会へほんの少し届けられた今に、みなさまへの感謝が溢れてやみません。
■16日に省庁申入にて署名簿を提出
16日14時半から衆議院第二議員会館にて、文部科学省とこども家庭庁へ署名簿を提出してまいりました。
また、教育機関への全国調査の報告書と共に、要望書「親の婚姻状態によらず子どもが父と母のふたりから子育てされる教育環境を保障してください」も手渡しました。
当日は、口頭にて報告と要望をお伝えし、省庁の担当者さまお2人から真摯なご意見を頂戴し、大臣の元へと持ち帰っていただきました。
※各種資料のダウンロードはコチラから
※申入れの様子はYouTubeにて配信
■親子引き離しの当事者父母も交えて記者会見
申入れに続いて開催した記者会見では3名の記者さんが取材してくださり、深みのでる質疑応答を実施できました。
本調査をする理由のひとつでもある、学校にて不当な扱いを受けているお父さんとお母さんに、体験談をスピーチしていただく一幕も設け、学校現場で起きている具体事案も伝えていただきました。
共同親権や実子誘拐の問題は報道にのりにくい背景があります。しかし翌日17日、教育新聞社さまが歪みなく記事にしてくださり、親子引き離し問題の当事者父母に大きな勇気をくださいました。
家族を想起させる年末ゆえ、日本のどこかで子どもの親である「ひとつの命」が、続くきっかけになっていると信じています。
「父母対立で疲弊...学校対応指針や支援機関など提言 共同親権で要望書/水野拓昌 教育新聞 報道記者」
■最大40%の女性率となった共同親権を語る日
申入れと記者会見を終えたあとは、親をはじめ教育に関心のある方々にお集まりいただき、意見交換会を実施しました。
16日の集いは合同企画になっており、共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会が主催の「最高裁判所への要請行動」から流れて参加してくださる方々もおられ、多様な目的意識をお持ちの方に足を運んでいただけました。
共同親権や実子誘拐の問題を扱う集会では、参加における男性率の高さが顕著です。しかし本集会の後半においては最大40%の女性率となりました。
共同親権制度とは、真の男女平等な世界をつくる礎システムでもあります。多様な目的意識や性の偏りが不均衡でない場を迎えられた16日に、共同親権社会の足音を感じいるばかりでした。
■本活動を一区切りさせたあとの動き
本活動はこれにて終了いたします。あなたから賜った力強くあたたかいご支援に改めて感謝申し上げます。
また、私たち子育て改革のための共同親権プロジェクトは、みなさまのおかげで想定を上回る最良の報告を国へできました。一方で、声を届けるための精査を重ね、納得できるまで突き詰めた結果、当初の予算96万円を大幅に上回る状態となっています。
本活動を終えた今、教育現場と日本の状況を整えるために、見定めている明確な次ステップはあります。まずは資金づくりの道筋を模索したり、どなたかにバトンタッチしたりなど、これからのことを検討したいと考えています。
20日(金)はTwitterにて恒例のスペースをまどかのアカウントで開催します。本アクションにおけるスペースとしては最終の予定です。あなたのお越しをお待ちしています。
■お礼
この度は、素晴らしいご縁をありがとうございました。ご支援くださったあなたの存在が、日本のどこかで、ひとつの命を繋ぐ一助となっています。
子と引き離し状態の親御さん、あなたは、生きてるだけで子育てです。
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※申入れの様子はYouTubeにて配信
※記者会見の様子はYouTubeにて配信
以上になります。