署名活動終了のご報告:千葉工業大学・伊藤穰一氏に関する再調査要望について
本署名活動にご賛同・ご協力いただいた29,143名の皆様,多大なるご支援をいただき,誠にありがとうございました. 2026年3月11日付で実施した署名提出,およびその後の状況について,以下の通りご報告申し上げます.
1.署名提出の概要と結果
私たちは3月11日,千葉工業大学および文部科学省に対し,総計23,910名(最終計:29,143名)の署名を提出いたしました.大学側に対しては,ガバナンスの観点から第三者を交えた再調査の実施を強く要望し,3月31日を期限とした回答を求めておりました.
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結果は以下の通りです.
文部科学省: 受領報告をいただきました.
千葉工業大学: 2026年3月31日付で正式な回答書を受領いたしました.その内容は,私たちが提示したすべての要請事項を事実上拒絶するものでした. まず,第三者機関による再調査については,2023年の伊藤学長就任時に,マサチューセッツ工科大学(MIT)が公表した外部法律事務所による詳細な報告書(61万通以上のメール分析や関係者59名への聞き取り等に基づくもの)を含めて検討済みであり,必要十分な調査は完了しているとの回答でした.私たちが特に問題視した「Japan/dogs」を含む一連のメール記述についても,大学側は「既に検討済みで,問題になるようなものではない」と一蹴しています.さらに,2026年2月にイギリスの『Economist』誌がAIツールを用いてエプスタイン文書を分析した記事を引用し,伊藤学長に関する指摘がなかったことを正当性の根拠として挙げています. これに伴い,調査結果の全面公開や,学長本人による記者会見の実施についても「予定していない」と明確に否定されました.大学側は「伊藤学長への信頼は変わらない」と明言する一方で,オンライン上の情報やSNS等の投稿に対しては,社会的信用を維持するために法的手段も含めた対応策を検討しているとの警告を付記しており,拒絶と牽制の姿勢が鮮明となる回答でした.
2.収支報告および寄付について
皆様からお寄せいただいた支援金についてご報告いたします.
受領総額: 182,000円
実受取額: 127,948円(手数料および諸経費差し引き後)
本資金につきましては,当初の目的を果たしつつ,社会的な意義を鑑み,全額を被害者支援の公的募金へ寄付させていただきます.寄付先および完了の証明につきましては,後日改めて詳細を発表いたします.
3.活動の終了にあたって
私自身,一学生として大学のガバナンスのあり方に強い危機感を抱き,これまで活動を続けてまいりました.しかし,約3万人近い声が届けられたにもかかわらず,要請のすべてを一方的に退けるという大学側の回答を目の当たりにし,教育機関としての対話姿勢に甚だしい失望を禁じ得ません.
これ以上の活動継続を望む気持ちもありましたが,ゼロ回答という不誠実な対応に対し,これ以上個人の熱量を投じることは困難であると判断いたしました.呆れが限界を超えてしまったというのが本心です.
誠に勝手ながら,本件に関する活動はこれにて終了とさせていただきます. 私自身は,今後も自身の大学生活を謳歌し,一歩前へ進む所存です.この活動を通じて繋がってくださった皆様の善意に,心より感謝申し上げます.
2026年4月1日 千葉工業大学学生