経過報告

昭和脳と令和脳、そしてコロナ脳

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2023/05/02
昭和脳と令和脳、そしてコロナ脳

どうも市民審議会の片岡です。

昨日、公式ブログで4月23日のポストコロナの子育てシンポジウムの内容をまとめました。

個人的に心に触れた部分をまとめているので、これだけでは足りないのですが、読んでもらえれれば嬉しいです。

ポストコロナの子育てシンポジウム、子どもたちの成長・発達を助ける環境と教育とは?


この中の明和先生の講演部分で触れていますが、人は身体を持つからこそ人であって、その身体を蔑ろにしては人間らしさというのものが育たないのでは?と思うわけです。

僕は今年43歳になる年で、昭和生まれです。

明和先生も昭和生まれ(やや先輩)で、講演の中でも昭和脳という言葉を使われていました。昭和に生まれた子どもたちは、すでに良い中年になってるわけですが、子どもの頃には、テレビやビデオぐらいでした。

携帯もパソコンもなく、スマホもなくてバーチャルとの接触が少なく身体性が優位に来ていたわけです。

だから、身体を使って五感で感じた体験が多い。

それによって、脳神経の発達も促されるので、感情や性格なども変わってくるんですね。

脳は生まれてから成長していく段階で、無作為に脳神経ネットワークを全方向に張り巡らし、自分が置かれた環境に適合するように不要な部分を削っていきます。(刈り込みと言われている)

なので、昭和世代は体験に基づくコミュニケーションと五感に根ざした感情を用いた脳の発達が行われやすい。

しかし、平成になり携帯が出て、対面で人と話す機会も減ったでしょう。さらに、スマホが登場し、snsやyoutubeが始まって、デジタルデバイスなしの生活は考えられなくなってきました。

そして、迎えた令和では、コロナが始まり、脳神経の発達真っ最中の感受性期に、感染対策を余儀なくされて育った子どもたち。

人に触れてはいけない、表情を見ることを許されない、常に消毒薬に晒される、そんな環境で育った子どもたちは、僕ら昭和世代とまた違う脳神経の発達が行われているかもしれません。

脳は発達段階において、不要なネットワークを減らしていきます。

それは、当然のことながらその個人がどんな環境で暮らしているか、もっと具体的にいえば、どんな環境のもとで時を過ごしているか、という接触頻度と時間になってきます。

脳の感受性期をこのコロナ禍の中で過ごしていれば、接触しない(人との対面において五感を感じにくい)、表情がない(感情が見えない、わからない)状況で過ごすことになり、その部分の脳神経発達が不要とされて刈り込まれるか、もしくは身を守る本能が働き猜疑心から過敏になるか、するかもしれません。

これは、仮定の話で、実際は今後の調査や研究結果を待たないとわかりませんが、昭和世代と令和世代では、脳神経の発達が大きく変化する可能性があります。

もしかするとその時代において、定型的な脳神経発達が明らかになるとしたら、それこそコロナ脳になるでしょう。(実際は、コロナ感染対策適応脳です)

脳の発達によって、性格や傾向なども変わってくるでしょうから、僕ら昭和脳の人間と、平成脳、令和脳とで、幸せに感じることも違えば、不安に感じることも違う。

人間らしさ、人そのものが変わってくるかもしれません。

人はどこに向かうのでしょうか?


シンポジウムを録画した動画を視聴できるようにしました。

下のリンクをクリックして確認してください。

https://0423-edu-archive.peatix.com/view

動画の視聴期限は、5月7日(日)までになります。

早めにお申し込みいただければゆっくり視聴できます。


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