経過報告
どうも市民審議会の片岡です。
子どもたちの意思を尊重することは大切ですが、それよりも前に選択するに足る情報を共有しないとフェアじゃないでしょう。
4月1日から、文科省が学校への衛生管理マニュアルを改訂して、「マスク着用を求めない」ことを基本としました。
入学式や始業式が終わり、世の学校がどうなっているかというと、、、
判断は児童の自由『マスク着用求めない始業式』…「つける・外す」それぞれの声を聞く-yahooニュース
マスクを外している子が少し出てきている。
まだまだ少しです。
「子どもたちの意思を尊重」と綺麗な言葉でふんわりと締めくくられてますが、正直なところ、これって卑怯なやり方だと思います。
フェアじゃないですよね。
必要なのは、マスクを着けたほうが良いのか、着け続けるとどんなリスクがあるのかを丁寧に説明することです。子どもたちが理解できるように話をしなければいけないし、その保護者に対しても同じように説明しなければいけない。
コクランレビューで、コロナに対してマスクの感染予防効果がなかったことが、検証されたこと。そして、マスクを着用し続けるリスクを説明すること。
マスク着用のリスクについて、一般的にも、以下のことは出てきます。
- ・口呼吸になりやすい(免疫低下)
- ・アデノイド顔貌になる可能性(下顎が後退する)
- ・脳への酸素流入が減ってしまう
- ・吐いた息の二酸化炭素を再度吸ってしまう
- ・コミュニケーションが取りにくくなる
- ・自分の顔に自信が持てなくなる、必要以上に気になってしまう
- ・他者との信頼関係が築きにくくなる
これがまた、赤ちゃんやもっと小さな子どもたちになれば、その弊害は甚大ですよね。
子どもたちの意思を尊重するのであれば、こういったリスク情報について、それに基づく客観的なデータを見ながら丁寧に説明することが大事。
その上で、選択をできるように子どもたちの意思を尊重するべきでしょう。
「子どもたちの意思を尊重する」とふわっと綺麗にまとめてますけど、その1つ前の超重要なことが抜けてるんですよね。
4月23日(日)「ポストコロナの子育てシンポジウム」を開催します。
ぜひ、ご来場ください。遠方の方は、オンラインでご視聴ください。