経過報告
どうも市民審議会の片岡です。
イベントページはこちらから。
https://0423edu-okayama.peatix.com/view
昨晩、4月23日(日)のシンポジウムのパネリストの皆さんと、どんなディスカッションにするか意見交換を行いました。
今回、ご登壇いただく言語聴覚士の奥山さんから聞いた話です。
奥山さんは、子どもたちの吃音の改善や、発話のトレーニングなどを様々な手法を用いて行われています。
その中で、子どもたちと一緒にボディワーク、体を使った遊び形式でトレーニングをされてます。
いつもそのワークに慣れてゲーム感覚で楽しんでやってくれるはずの子どもたち、今までは「もっとやりたい!」と言ってきていたのに、コロナが始まってから、ボディワークにもやりたがることがなくなったそうです。
なんでだろう?
とずっと考えていたときに、自分がマスクをつけたまま子どもたちと接しているからではないかと氣がついたそうです。
言語聴覚士の業界の中で、口元が見えないと、発話する時の口の形を子どもに見せることができないため、口元が見える透明のマスクなども出てきてた時期でもありました。
それで、口元が見える透明のマスクをしてみると、今まで通り、子どもたちが「もっとやりたい!」と言ってくるようになったそうです。
僕らは無意識に口の動きを見ながら、他者の感情を察知している部分があるんですね。
ずっとマスクをつけていることは、言語を覚える段階においても、非常に厳しい状況ですが、感情を察知する、感情を理解する、学ぶことにおいても難しくしているのでしょう。
信頼関係を築く上でも、相手の表情が分かることが大切ですね。
4月23日(日)「ポストコロナの子育てシンポジウム」を開催します。
ぜひ、ご来場ください。遠方の方は、オンラインでご視聴ください。