経過報告
みなさまこんにちは!
大変ご無沙汰しております。
ご報告が遅くなってしまいまして大変申し訳ありません。
また、以前はパブリックコメントにご協力下さいまして本当にありがとうございました!
先月、パブリックコメントへの返答として、公園審議会の答申(最終決定)がありましたので、その内容をご報告させて頂きます。
(答申とは、東京都の建設局が公園審議会に計画の内容を説明し、公園審議会が正式に承認するという会であり、今後はその内容に沿って公園が作られて行きます。)
目次-------------------
▼1)パブリックコメント数について
▼2)プール存続の結論
▼3)最後に
▼4)追伸 としまえんを「懐かしんだり惜しんだりするのはタダだし、誰でも出来ます。」とある都議に言われた。
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▼1)パブリックコメント数について
皆さまがご尽力下さったおかげ様で、プールを残してほしい旨のパブリックコメントとしては、
1,036件も頂くことができました!!!
ご協力頂きました皆々様。本当にありがとうございました!
全てのコメントが2,425件で、42.7%にものぼりました。
東京都の資料はこちらです。
▼2)プール存続について、結論
さて、これだけパブリックコメントが集まったということで、気になる東京都の回答ですが、
結論はプールの存続はやはり難しいとのことでした。
が、その代替案として、
①「子供用の水遊びを追加する」
②「「としまえん」の面影を残した公園にする」
という2点をもらうことはできました。
プール存続が難しい理由は、
「現在のプールの暫定的な利用を含めて、期間等が限定される施設を設けることを予定していません。なお、施設の維持管理の面から、既存施設や建物、設備の老朽化なども進んでおり、所有者からは設備的にプールを稼働するのは困難とも聞いております。」
とのことでした。
詳細はこちらにも記載されています。
防災公園なので季節が限定されるものは置けないし、既に老朽化もしているので維持も大変だということです。
しかし、プールゾーンが公園としてオープンするのはなんと8年後(令和11年)!!
それまで手つかずになるのなら、老朽化っていっても去年まで出来ていたわけですから、やろうと思えばできるでしょうにと、つい思ってしまいますが・・・。
その辺りも聞いてみましたが、
「今年度より既存施設の撤去工事の設計に着手し、設計後速やかに工事着手する予定としています。具体的な時期は検討中となります。」
とのことでした。
なるべく早く撤去するから放置ではないよということなのでしょうが・・・。
改めて本当もったいないですよね。
他にプールはないんですから・・・。
今年、練馬区民全員干乾びるよ?といいたい(極端)。
●代替案2点について
①「子供用の水遊びを追加する」
こちらは、初期の公園計画にあった水流や浅瀬の場に、新たに水遊び場追加するとのことです。
赤〇の部分が増えていました。
◎befor
◎after
具体的な大きさや内容はまだこれから検討するそうです。
また詳細は説明会を開くことも検討中であるそう。
としまえんの設備を使ってくれたり、楽しい場にして欲しいですね。
②「「としまえん」の面影を残した公園にする」
今まで計画書の中には遊園地としての「としまえん」という文言は全くといって良いほど出てこなかったのですが、今回から随所に「としまえん」の文字が入っており、遊園地としまえんの面影を意識して公園づくりをする意向が強くなったと感じました。
やっと地元民の感覚を少し理解してもらえたのかなと。
94年あったわけですから、公園になったとしてもちゃんとその歴史を引き継いで欲しいと思います。
▼3)最後に
今回のご報告をもって、一旦本署名活動は完了とさせて頂こうと考えております。
署名活動を開始したのが2020年9月。パブリックコメントの結論までを1つの区切りとして活動して参りました。
結果として、悲願であったプールの存続は叶いませんでしたが、もし何もしなければ練馬区と所以のない都の職員方が考える、一般的な公園が作られて終了していたかもしれません。
もちろんそれはそれで悪くはないのでしょうが、今回の活動で、子ども達だけでも少しでも水遊び場が増えたこと、そして、としまえんをより大事に考えてもらうことができたのかなと思います。
また、僕個人的には多くの方々から応援頂いて、署名活動を手伝って下さったかけがいのない仲間ができたことが一生の宝になったと思います。
署名活動中は、「やって意味あるの?」とか、「もう決まったことでしょう?」、「反対運動してるんでしょ?」といった声は大変多数頂きました。
反対運動ってなんやねん!って思いましたが、まぁ外から見てると、意見をいう人=おかしい人という風潮があるのかもしれません。
人生初の署名活動でしたが、やってみて、やっぱり自分が正しいと思った事には正直に生きた方が良いなと思いましたし、言葉にはちゃんと影響力があることもよく分かりました。
相手も変わるし、自分も変わる。
言葉にすることの大切さを自分が確信できたことが、とても大きな経験になったと思います。
長くなってしまいましたが、とにかく最後まで応援下さって本当にありがとうございました!!
今後もまた、重要な情報がでてきましたら、経過報告ということでアップさせて頂きます。
上記の公園審議会の全ての資料はこちらから読めます。
▼4)追伸 としまえんを「懐かしんだり惜しんだりするのはタダだし、誰でも出来ます。」
この言葉は、練馬区選出のおじま都議(都民ファースト)がツイッター上で発信されていた言葉であり、僕が署名活動をしようと決めたきっかけの1つです。
(同都議の応援者の方がいらっしゃったら大変申し訳ありません。ここからはあくまで個人の所感ですので、ご不快に感じられましたら大変申し訳ないのでページをお閉じ下さい。)
としまえんは2011年の東日本大震災後に、石原都知事によって防災公園化を優先的に行う「優先整備区域」に指定されました。(なるべく10年以内に公園化して欲しい区域に指定)
この優先整備区域は、都市整備機構によると、「なるべく早く整備したいが、できなければ10年後も延期できる」といった任意のもの。(電話で確認しました)
そこを、おじま都議が「間に入り動かした」そう。(ご本人曰く)
それに怒った練馬区民に対して、
- 「どれだけとしまえんに行っていたのか」
- 「経営にどれぐらい貢献したのか」
- 「懐かしんだり惜しんだりするのはタダだし、誰でも出来ます」
とツイートしていました。
ツイッター民の方が貼っていた画像ですが紹介しておきます。
(現在のツイートは削除されているそうです)
https://twitter.com/N0EEwoMDJlvxi3j/status/1300455315566026752/photo/4
これを読んで、
「こうやって知らない間に、皆が大切と思う場所って奪われていくんだ。」
と憤りと残念さが爆発し、じゃぁ、自分でできることをやってやろうと決意できたと言っても過言ではありません。
●自分たちの味方の都議を選びたいですね
今、まさに都議選の真っ最中です。
同都議と直接話をしたわけではありませんし、面識もありませんので、本当はどのような人物なのかは全く知りませんし、あくまで一面だけのことだったかもしれません。
ただ、こういう発言があった事実だけは、プール存続のご署名を下さった方々にはお伝えしておきたいなと思います。
知らずに投票するのと、知った上で投票するのでは意味が異なると思いますので・・・。
コロナ対策1つでも、多分議員次第でできることは本当は色々あると思います。
学校でのコロナ対策とか、飲食店の営業対策、医療体制などなど。
おかしい!変えて欲しい!ということも、実はちゃんと声をあげれば変えられることも多いんじゃないかなと思うので、区民・都民のために頑張ってくれる人が選出されると良いですね。ポスターとチラシと街宣で選ぶというのも難しいことですが・・・。
さて、政治の話まで出過ぎたことを申し上げて失礼しました。
公園1つもそうですし、社会の仕組みも、全て自分達の子ども達が引き継いでいくものと考えると、今まで人任せにしている場合じゃなかったなと自分が反省です。
これからも、自分ができることは1個1個頑張っていこうと思います!!
それではまたお会いできる日まで^^
何かありましたらいつでもご連絡ください。(ご返事遅かったらすいません)
秋田ツイッター:https://twitter.com/akiita55
プール存続を求める会:https://twitter.com/akiita55
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