大隈慶
ずっと危惧していたことが、とうとう起きてしまったと悲しい気持ちでいっぱいです。マスクの害の大きさはたくさんの人が声をあげていたのに、やっぱり命が奪われてからでないとそれに気づけない…。
目を塞ぎ耳を塞いだ結果、大切なものを失う。失ってから気づき、後悔する…私たちの社会は何度同じことを繰り返すのでしょう。
ひとりの大人として、ひとりの親として、子どもに危険を強いる社会のありようや学校の現状に強い違和感と不安、恐怖を感じます。
子どもの心身を守るべき学校や保育園、幼稚園、行政などが、よってたかって子どもの命を脅かすなど、異常以外の何ものでもありません。
そして、今回の哀しい事件のように、何かが起きたら隠蔽と責任逃れに懸命になる学校と行政の大人たち…力の使い所を間違っていませんか、と言いたい。その大人たちの姿もまた、子どもたちを深く傷つけるのに。
今回、まだ10年ほどしか生きていない命が奪われた責任はどこにあるのでしょう。
これからあったであろう楽しいことや出会い、夢や幸せを理不尽に奪った責任を誰が取るのでしょう。
犯人探しをしたいわけじゃない。でも、隠蔽や責任の押し付けあいがすでに起きている情けない現状を見る限り、学校や教員委員会、教師、行政の責任がちゃんと追及されない限り、また同じことが繰り返され、大切な子どもたちの命や健康が奪われ続けると思います。
同調圧力を生み出しているのは、私たち大人のありよう。同調圧力を無くすのも、私たち大人の役割。
マスクをしていないクラスメイトをいじめたり、攻撃したりするような、子どもたちの歪みを生み出しているのは、私たち大人なんですよね。
ひとりの大人として、ひとりの親として、いま自分にできることを。
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