拡散希望!!!!! その28
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【そもそもなぜ人は忘れてしまうのか?】
「忘れる」のは何のため?もの忘れの概念がひっくり返る新事実【ずんだもん&ゆっくり解説】
(Youtube「ずんだの本質【人間不思議系ゆっくり解説】」より)
そもそも記憶には4種類あります。
①エピソード記憶→最も忘れやすい出来事など
②意味記憶→普遍的な知識や常識
③情動記憶→感情に直結した記憶
④手続き記憶→いわゆる「体で覚える」、「体が覚えている」記憶
特に、③と④は人間の「本能」と直結した記憶だけに忘れる確率は低いです。
記憶の多くは、脳みその「海馬」に一時保存されます。さらに、忘れてはいけない記憶を「深い記憶」として睡眠中に脳みその「大脳皮質」へ送り込まれます。
ドイツの心理学者、エルマン・ヘビングハウス氏の「忘却曲線」によると、人間は20分後には内容の4割を忘れてしまい、1時間後には半分以下、1日後には7割弱、1か月後には約8割は内容を忘れてしまいます。
そのため、何かを忘れたくなければ早い時期からの「反復学習(反復練習)」しかありません。
しかし、いわゆる「嫌なこと」が人によっては一生涯忘れないのは頭の中で何度も反芻してしまうため脳みそが「情動記憶」として定着し、何らかのトリガー(引き金)によっていわゆる「フラッシュバック」という形で再び記憶として再保存されるからです。
また脳みその神経細胞の材料は「たんぱく質」です。
しかし脳みその「たんぱく質」は非常に変異しやすく壊れやすいものです。
そのため、放っておいても時間とともに神経細胞は変異し、ネットワークは壊れてしまいます。これがいわゆる「忘れた」状態です。
発達障がいの原因はまだ不明な点も多いですが、特にADHDの「不注意優勢」はおそらく生まれつきこの「たんぱく質」に伴う神経細胞の変異が非常に速いため、「忘れやすい」のかもしれません。
しかし最近、脳みその「空き容量」を増やすためわざとこの「忘れやすい」仕組みを構築させていることも分かりました。
皆さんのスマホやパソコンにも「空き容量」があるように、脳みその「空き容量」も有限です。
そのため、脳みそのホルモンドパミンからRac1という「物忘れホルモン」を出現させてわざと「忘れやすい」仕組みを構築させているようです。
「空き容量」を用意するには「古くいらない記憶」を「忘れる」必要があります。
さらに、「全て忘れないよう記憶を続ける」と脳みそに過剰なエネルギーが必要となり脳みそに大きな負担となっています。
長い目で見ると、脳みその負荷が神経細胞の萎縮・壊死につながり、将来的にMCI(軽度認知障がい)や認知症へつながる恐れもあります。
また「物忘れ」も一種の学習形態でもあります。
現代社会はというよりも、人間という動物である以上「無常(常に変化が伴う)」です。
そのため、その時その時の環境や時代、世相に適応するには一部の記憶を忘れた方が柔軟な行動へ向かいやすいからです。
発達障がいの中でもASD(自閉スペクトラム症)には「こだわり」という形でこの「物忘れ」という学習形態が上手く働かないことで、その時その時の環境や時代、世相に適応するのが難しく、「外野の赤の他人」などから「頑固」などと呼ばれることもあります。
これが放置されて長引くと、適応障がい、それこそ将来的にMCI(軽度認知障がい)や認知症へつながる恐れもあります。
例えば、映像のように田舎へ移住した以上はさっさと都会の利便性は忘れた方が適応しやすいということです。
ひと昔までは、記録するものや方法などにも限りがありそれこそ「記憶力の高い人」は重宝されました。
しかし最近のIT技術によって、記録はもちろん表現や再現などが進化し、記憶力の価値は下がっています。
とはいえ、「全て忘れて」いいわけではありません。
日常生活に支障が出てしまうほどの「物忘れ」は「命に関わるほど」危険です。早めに専門家へ相談することをおすすめします。
特に、今までできていた仕事などができなくなった、性格も変わった場合は要注意です。
脳梗塞や脳腫瘍などの危険な病気につながる可能性もありますので、とにかく早めに精神科などへ診てもらいましょう。
またさらに、中等度以上の発達障がいのある人は「サヴァン症候群」という形で、異常なほどの記憶力の増加がみられることが多いです。しかしこの仕組みについてもまだ解明されていません。