拡散希望!!!!! その14
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【心理学の歴史-哲学(文系)から科学(理系)へ】
https://www.youtube.com/watch?v=XvlrcX8b7r8&t=2950s
(YouTube「公認心理師・臨床心理士の勉強会」より)
※かなり専門的な内容です。
心理学そのもののルーツは17世紀のルネサンス期のヨーロッパの哲学とされています。
この当時から「氏(持って生まれたもの)か育ち(成長過程や周りの環境)か論争」が活発化されていました。
当時は、デカルト、ロック、カント、フェヒナー、ウェーバーなど主に哲学者を中心に「心」について考察がされていました。
そして19世紀の産業革命期のアメリカでティチェナー、ヴァントによって実験心理学と民族心理学を確立させました。
最も心理学が飛躍したのが20世紀。フロイトによる「精神分析学」、ワトソンによる「行動心理学」、ハイマーによる「ゲシュタルト心理学」とこれまでの「哲学(文系)」の要素が強かった心理学を実験や分析による「科学(理系)」へと徐々に変化してきました。
その背景には、「人間の行動(結果)」にはティチェナーによる「構成主義」とヴァントによる「要素主義」と意見が分かれていましたが、20世紀に入りさらに複雑に意見などが分かれたためです。
特に、「心理学」を「哲学(文系)」から「科学(理系)」へ変化させてきたフロイト、ワトソン、ハイマーは「心理学三大潮流」として有名です。
さらに同時期のドイツではブレンターノによる、「作用心理学」を提唱し、「表現(知覚)、判断(評価)、情緒(愛憎)」と3つの心理作用を分けました。
エビングハウスは自ら「被験者(実験台)」になることで、「忘却曲線」を提唱しました。
さらに「比較心理学」を誕生させたローマニズやモーガンによって「人間と動物の比較」によって心理学は「科学(理系)」へと変化させました。
20世紀以降は実に多くの学者が研究にいそしみましたが、特に「ゲシュタルト心理学」の影響を受けたレビンは「社会心理学の父」として「集団力学(グループダイナミクス)」を展開させました。
「社会心理学」は「人々の環境配置が個人の行動に与える影響」をレビンは論じ、研究を重ねました。
これは「学校教育」が当てはまります。どの学校で過ごしたかによって、個人の振る舞いが変わるのはお分かりでしょう。
さらに20世紀以降は、アドラー(「アドラー心理学:劣等感と自我防衛」)、ユング(「ユング心理学:集団的無意識と夢分析」)、エリクソン(「自我同一性とライフサイクル」)、ボウルビィ(「愛着形成」)、コフート(「人格障がい」)などと有名な学者が様々な提唱をしてきました。
60年代には「認知心理学」が確立されました。また20世紀後半からは「IT(コンピューター)技術」の登場によって「全ての人間に共通する一般的な心理メカニズム」を解明しようという試みも始まりました。
戦争に伴う研究中断を余儀なくされたものの、60年代以降ピアジェの研究に注目が集まり、「認知発達理論」が確立されました。
これは赤ちゃんを「感覚運動期」、2歳から7歳の子どもを「前操作期」、7歳から12歳の子どもを「具体的操作期」、思春期(10代)以降は「形式的操作期」と発達の過程をまとめました。
やはり、19世紀の産業革命期が人類に大きな影響をもたらしたかが伺えます。