経過報告

ご署名寄付等をご協力ご支援くださいました皆様へ
NPOキミトの森めぐみです。レポートの提出を11月に延期をすることにしました。
その理由等をご説明いたします。
NPOキミト【緊急署名プロジェクト】「法務省様!大変です!家裁は全然変わってません!共同親権になるはずないです!」へのご署名寄付等をご協力ご支援くださいましてありがとうございました。
レポートの提出が予定より大幅に遅れておりますが、理由は、別居親さんらが様々に情報提供を下さっており、法務省や裁判所は知るべき内容で、これらを追記し提出したいためです。
今回のプロジェクトで実感したことは、「裁判所は一般感覚とズレている。子どもの権利が認められていない。子どもはモノかのような冷たい扱いなのはなぜ?」ということです。
先日、私が反対派弁護士らを被告に提訴している本人訴訟の伴走弁護士と話をしていたのですが(伴走弁護士は私よりもずっと以前から連れ去り問題を知っている弁護士です)、弁護士「裁判所は子どもをモノみたいに考えているよね」と。
子どもの権利を保障する裁判所でなければ「共同親権導入」をしても実現などできないのではないでしょうか?
東京家裁をメインに離婚裁判の傍聴と記録閲覧活動を毎日していますが、裁判所の様子は相変わらずで変わりそうにはありません。
様々な方の声を届ける必要があります。
以下は、上述した別居親さんからの「情報提供」の一部です。
別居親Aさん
「森さん、裁判官も調停委員も新民法の研修を受けたと言っていました。
裁判官は新民法の趣旨に則って会わせる方向で話を進めようとしているように思います。一方で調停委員は両親が仲良くないと共同で子育てできないと言いました。
裁判官の発言はポジティブと感じていますが、実際のところまだわかりません。
調停委員はこれまでと運用を変えるつもりはなさそうです。
考え方が統一されていないことに違和感を感じています。」
別居親Bさん
「森さん、無料の家事調停相談に行ってきました。実際の調停委員(三宅)が2名男女が担当してくれました。 男性調停委員が法解釈を担当、女性は心情整理を担当という形式。いわゆる葛藤を下げる取り組みを質問しました。
結論、特別な取り組みはありません。
詳細、相談を担当した調停委員2名ともにぴーんときませんでした。最高裁作成のビデオの閲覧と別室調停、子どものことについて考える(面会交流)パンフレットが法務省がさす葛藤の取り組みではないか?という答えでした。 調停委員の説明に対して自分が受けた印象 そもそも法務省のQA自体を把握されてきない?という印象でした。( ただ裁判所内部のことを詳細に話せないだけかもしれません。)」
レポートの提出は遅れますが、大事なことなので提出日を11月くらいに設定し、内容の充実さを最優先にしたいと思います。
※寄付金(「エール」)は署名活動が完了するまで受付るシステムのようです。もし可能であれば少額で構いません、キミトの運営を支えて頂けましたら助かります。何卒よろしくお願いいたします。
令和7年9月28日
特定非営利活動法人アートで社会問題を解決する会キミト
森めぐみ