経過報告

署名募集の終了と24日署名の提出、25日の判決について

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活動完了のご報告
2023/10/26
署名募集の終了と24日署名の提出、25日の判決について

この度は本署名にご協力いただき誠にありがとうございました。

夏からの署名活動となりましたので、提出のご報告の前に、簡単に署名を始めた経緯から説明させていただきます。

● 8月に署名活動が開始しました

去る6月27日、今回の裁判について最高裁弁論が開かれると報道されました。最高裁で弁論が開かれるということは判例が変わる可能性が高いとのこと、性自認の法令化に疑義を提示し続けてきた私たち諸団体・有志は、「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」として立ち上がり、8月10日の会見を皮切りに本署名活動を開始いたしました。

● 9月弁論の前日に第一次集約分の署名を提出しました

署名活動は沢山の反応を頂きました。最高裁弁論の前日9月26日に、13,000筆以上の署名を、頂いたメッセージと共に最高裁へ提出いたしました。メッセージの大半は怒りや不安であり、当事者からのコメントも沢山ありました。署名に添えていただいたメッセージ全てを15名の裁判官へ提出いたしました。



● 弁論後、静岡家裁で事態が急変しました

そうこうするうちに10月11日、静岡家裁で女性から男性のケースで手術なしの戸籍の性別変更が認められるという判決が出ました。「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の手術要件はその法律の特に重要な部分ですが、それが家裁で違憲と判断されるというとんでもない出来事でした。

● 最高裁へ合憲を求める要請をしました

10月17日に改めて、最高裁と法務省へ合憲を求める要請書を提出しました。最高裁判官らに幅広く事情を知ってもらいたく一日診断の実態や海外の情勢なども資料にし提出しております。


● 判決の前日に改めて追加分含めて提出しました

日増しに危機感を持つ人は増え、また、この署名活動を応援してくださった皆さまのお力があり、市井の者たちばかりで始めた署名活動でありましたが、20,102筆もの署名となって先日10月24日、改めて全署名とメッセージを最高裁へ手渡しいたしました。


   


● 今後の予定

10月25日に出た判決は、既に多くの方が知るところとなっていますが、私たち連絡会や署名してくださった皆さま、多くの国民にとって衝撃と落胆、今後への不安を与えるものでした。このままで終らすわけにはいきません。連絡会はこれに対して声明を出す予定です。本署名活動は終了しますが、エール(募金)の会計報告含め、今後もしばらく経過報告をさせていただきます。

以上、今後もよろしくお願い申し上げます。


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