経過報告

【公開】提出した要望書の内容について公開‼

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2023/04/04
【公開】提出した要望書の内容について公開‼

3月23日衆議院会館で
提出させていただいた3省への要望書の内容を公開いたします。
現在、下記要望に対する3省からの回答をお待ちしている状況です。

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厚生労働大臣
加藤 勝信 殿
文部科学大臣
永岡 桂子 殿
法務大臣
齋藤 健  殿

『医療・福祉系学生』に対する
ワクハラの改善を求める署名と要望書について

令和 5 年 3 月 23 日
全国有志看護師の会 

 新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、令和 3 年 2 月から医療従事者に向けて新型コロナワク チンの先行接種が開始されました。現在は全年代となる 6 ヵ月~4 歳以下の乳幼児まで接種が勧めら れるようになりました。新型コロナワクチンは、mRNA ワクチンという人類に対して初めて使用され る技術であり、緊急事態の中、58 日間という短期間で特例承認された臨床治験中のワクチンです。 安全性については、当初から専門家でも意見が分かれ、十分な議論がなされていないのではないか という疑念が今も残ります。
 現在、新型コロナワクチン接種における様々な問題が顕在化していますが、接種開始当初から危 惧されていたのがワクチンハラスメントの問題です。厚労省より 3 度にわたり「医療関係職種など の各学校、養成所、養成施設」の対応及び実習施設へ「ワクチン接種や PCR 検査などが実習の受入 れの必須要件にならないようにする事」や「ワクチン接種は、任意であり、学生などに強制するこ とのないよう実習先に説明し理解を求める事」などの通達が出されています。実際にワクチンハラ スメントの被害に遭われた当会の看護学生と看護学生を持つ保護者、福祉系職種養成校の教員(看 護師)それぞれから、その被害の実態を聴取しました。その内容は、ワクチン接種が病院実習の必 須条件にされていたり、教員からの同調圧力や強制に近い推奨など 2 年経った現在も行われている といった内容でした。何より深刻なのが、持病もない健康な学生が、ワクチン接種後の健康被害に より治療が必要となり通学できなくなっていることです。新型コロナワクチン接種によるワクチン ハラスメントは、人権侵害であり、学生の生命や健康上にかかわる重大な問題であると考え、この 問題を広く周知し改善すべく今回の署名活動を決意いたしました。
 令和 5 年 1 月 28 日からインターネットの署名サイトを活用して署名を開始し、3 月 23 日時点で 目標の 10,000 名を超える 13,883 名の署名が集まりました。この署名と併せて、「厚生労働大臣・ 文部科学大臣・法務大臣」へ当会から要望書を提出いたします。ご査収のほどよろしくお願いいた します。

『医療・福祉系学生』に対するワクハラの改善を求めます。
署名サイト:https://voice.charity/events/46

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厚生労働大臣
加藤 勝信 殿

令和 5 年 3 月 23 日
全国有志看護師の会 

『医療・福祉系学生』に対する
ワクハラの改善を求める署名と要望書について

 国民の健康と公共の福祉のためにご尽力いただき誠にありがとうございます。新型コロナワクチ ン接種事業に対して、国民の多くから懸念を示す声が上がっており、当会でも、より一層慎重に進 めるべきと考えております。国及び所轄官庁である厚労省に対し新型コロナワクチン接種に関連す る以下の諸点を強く要望します。尚、この要望は、十分に情報を収集、精査し接種に臨む個人の権 利を妨げるものではありません

  1. 「新型コロナワクチンの接種はあくまでも任意であり、接種の有無によって不利益を被ること があったり、差別をしたりしてはならない、また、接種における強制があってはならない」と、 貴省から方針が提示されている。しかし、別紙資料 1、2 に寄せられた各環境下での相談内容か らもわかるように形骸化しており、非接種者への接種の強制・不利益取扱い(自己決定権侵害)・ 差別などの人権侵害が見られる。「医療・福祉系学生」のみならず、一般社会全体において、 非接種者や接種を望まない者が差別的な対応を受けている状況が明らかであり、接種事業を継 続するのであれば、この状況を改善するため、社会全体に対し目に見える形での強い啓発を求 める。

  2.  貴省から「ワクチン接種は他者への感染を予防する目的で行うものではない」と提示されてい るが、現首相が TV の CM などで「家族や友人を守るために」などの表現を用いて、ワクチン接 種を推奨しワクチンの効果に対する誤解を生みかねない発言をしている。実際、別紙資料 3 の アンケートにおいて、8 割以上の学生が他者への感染予防を目的として接種を行ったと回答して いる。影響力のある日本国の首相が明確な根拠のない個人の思いや説を述べることに不信感を 持つ国民も少なくない。このような誤解を招くワクチンの効果の表現は前記 1 のワクハラに伴 う人権侵害の状況を助長させた可能性は否めず、貴省として主要閣僚の誤解を招く発言の厳重 な管理を願いたい。

  3. 実習先となる医療機関や福祉施設から未接種者の学生を配属した際、「なぜ未接種者を配属す るのか」と言われ、配属する学生を変更したケースなどもあったと当会に相談があった。また、 学生に対し 5 回のワクチン接種を求める実習先もあり、実習先となる医療機関や福祉施設にお いて、任意であるはずのワクチン接種が必須となっている空気さえ感じられる。実習先となる 病院、福祉施設等に対し、医療従事者自身がワクチン接種は強制ではなく、業務に従事する条 件にならないことから、実習生にも同様に強制しないように再周知を求める。

  4. 別紙資料 4、5 のコメント内容より学生一般人問わず、ワクチン接種後の健康被害が複数記載さ れており、当会にもワクチン接種後の同様の相談が多数寄せられている。なかには持病もなく、 健康だった学生がワクチン接種後の健康被害により学校に通えなくなり、自立した生活も送れ なくなっているという事例の報告もあった。貴省より予防接種について「極めてまれであるも のの副反応による健康被害をなくすことはできない~」旨を提示しているが、今回の新型コロ ナワクチン接種の副反応による健康被害は従来のワクチンと比べてまれであるのか、若年者の ワクチン接種のリスクとベネフィットを図る機会として、大規模なワクチン接種後の副反応被 害の実態調査を求める。

以上、日本国民の平和と心の安寧のため、万難を排してご検討いただきますようよろしくお願いい たします。

別紙資料一覧
4.【学生・保護者】ワクハラ署名コメント
5.【一般・その他】ワクハラ署名コメント 

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文部科学大臣
永岡 桂子 殿
令和 5 年 3 月 23 日
全国有志看護師の会
『医療・福祉系学生』に対する
 ワクハラの改善を求める要望書

 国民の健康と公共の福祉のためにご尽力いただき誠にありがとうございます。新型コロナワクチ ン接種事業に対して、国民の多くから懸念を示す声が上がっており、当会でも、より一層慎重に進 めるべきと考えております。国及び所轄官庁である文科省に対し新型コロナワクチン接種に関連す る以下の諸点を強く要望します。尚、この要望は、十分に情報を収集、精査し接種に臨む個人の権 利を妨げるものではありません。

  1.  別紙資料 2 の 2021 年に看護系大学生へ行われたワクチン接種状況などに関する緊急調査におい て、「臨地実習開始要件として実習施設から PCR 検査の指示があったと回答したのが約 6 割、 設置主体別では私立大学においては 6 割強、次に実習施設からワクチン接種を指示される大学 は 2 割であった」と回答があるが、別紙資料 1 の【学生・保護者】ワクハラ署名コメントの内 容から現在もその状況が変化していないことがわかる。貴省へ状況把握のための緊急調査を求める。また、その調査結果を広く周知していただくよう求める。

  2. 今回の新型コロナワクチン接種事業は、我が国にとって前例のない取組であり,新たな人権問 題,社会問題などが生じたことは前記 1 で明らかである。貴省が取り組まれた大学などの拠点 接種での接種の加速化を促進するための「ワクチン接種加速化検討チーム」などの名称や学生 への大規模な集団接種は、非接種者への同調圧力や精神的苦痛となる恐れがあるので、その名 称及びプライバシー保護などの対応について改善を求める。

  3. 日本国憲法第 26 条において「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、 ひとしく教育を受ける権利を有する」とある。ワクチン接種や PCR 検査などが学生の実習の受 け入れ条件や教育を受ける権利の妨げとならないように「医療福祉関係職種などの 各学校、養 成所、養成施設、実習施設」へ周知徹底することを強く求める。

  4. 貴省は、「医学部、歯学部、薬学部、看護学部」などを置く各国公私立大学において、薬害に 関する授業を積極的に行うように取り組んでいるが、薬における「リスクとベネフィット」を 学ぶ機会として「医療福祉関係職種などの 各学校、養成所、養成施設、実習施設」へも同様の 取り組みを広げていくことを求める。

  5. 前記 4 において、周知する際は、適切な医療倫理教育・人権学習などがなされるよう強く要望 している旨を記載し、薬害を知らない「医療・福祉従事者」にならないように教育することを 強く求める。

  6. 前記 4 の取り組みが難しければ、8 月 24 日前後に定められた『薬害根絶デー』の時期に別紙資 料 3 の「薬害を学ぼう教材」を配布し学習課題とするなど、学生への薬における「リスクとベ ネフィット」を学ぶ機会やワクチン接種選択の「判断材料」の機会を設けることを求める。

以上、日本国民の平和と心の安寧のため、万難を排してご検討いただきますようよろしくお願いい たします。

別紙資料一覧
1.看護系大学生の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種状況などに関する緊急調査結果報告書 2.【学生・保護者】ワクハラ署名コメント
3. 薬害を学ぼう教材 

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法務大臣
齋藤 健 殿
令和 5 年 3 月 23 日
全国有志看護師の会 
『医療・福祉系学生』に対する
ワクハラの改善を求める要望書

  国民の健康と公共の福祉のためにご尽力いただき誠にありがとうございます。新型コロナワクチ ン接種事業に対して、国民の多くから懸念を示す声が上がっており、当会でも、より一層慎重に進 めるべきと考えております。国及び所轄官庁である法務省に対し新型コロナワクチン接種に関連す る以下の諸点を強く要望します。尚、この要望は、十分に情報を収集、精査し接種に臨む個人の権 利を妨げるものではありません。

  1. ワクチン非接種者への差別や偏見などのワクチンハラスメントは、日本国憲法の「第 13 条の個 人の尊厳」や「14 条の平等権」に違反する基本的人権の尊重を侵す人権侵害である。憲法に違 反する人権侵害である旨の明確な記載を貴省の「ワクチン啓発コンテンツ」に求める。

  2. 貴省の「ワクチン啓発コンテンツ」の「CASE4」の事例と「啓発動画」に別紙資料 1 の【学生・ 保護者】ワクハラ署名コメントの内容を加えることを求める。

  3. 前記1、2 を「医療福祉関係職種などの 各学校、養成所、養成施設、実習施設」へ周知徹底し ていただくよう求める。

以上、日本国民の平和と心の安寧のため、万難を排してご検討いただきますようよろしくお願いい たします。

別紙資料一覧
1.【学生・保護者】ワクハラ署名コメント











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