僕の夢は、生きていてよかったと心の底から思える瞬間を学内で味わうことです
何の反省もない加害者はのうのうと生き続けるのに、死を救いの道に感じるほど追い詰められた被害者はむしろ虐げられたりフラッシュバックや人間不信で長く苦しむ。こんな理不尽があってはならない。だから被害者を救済するためにこの活動を応援します。
だけどそれ以上に応援したくなった動機は、この条例改正がいじめに関わる者全員を不幸から救うかもしれないからです。
例えばいじめと呼ばれる一連の犯罪を見過ごせば、より多くの不幸に繋がります。具体的にはフラッシュバックが悪化する被害者。被害者がいなくなったことで次の標的となる誰か。反省の機会を逃す加害者など。ですがこれらの不幸は適切な対応を行えばいくらかマシになるかもしれません。
だから関係者たちの人生を救うには、犯罪者の放置や犯罪の隠ぺいといった人間の邪悪な一面を助長させる蛮行ではなく、加害者の隔離など「犯罪を犯罪として扱う」法整備が必須だと思います。
かつて学内での「犯罪」で命を落としかけた者の一人として、そして悲劇を憎む人間の一人として応援しています。