中嶋りり子
7月に一時帰国した際多治見市の友人一家を訪ね、暑い盛りに屋外でも、回転寿司での食事の合間でも現地の大人も子供もマスクを着用していることに親子共々ショックを受けました。マスクを外すことで裸になるような抵抗感を持つ人が増えているようで、先生や友達の顔を知らずに長期間過ごしている子供達には心身ともに絶大なダメージを与えていることは明らかです。マスクの効用や害について信頼できるデータが日本にはあるのに黙殺されていますね。オーストリアでもここウィーンだけはまだ公共交通機関でのマスク義務がありますが、罰金刑があるにも関わらず外す人は増えています。日本の場合罰則もなく人権法で守られているのですから良識ある皆様が積極的にマスクを外し、何か言われたら堂々と正しい情報を伝え、外す勇気のない人々には勇気を与えられたら良いと考えます。写真を撮る時、スピーチする時、屋外であっても一人残らず常に顔を覆っている日本人の姿は世界中の誰の目にも奇異に映り、我々在外日本人は恥ずかしい思いをしています。