経過報告

ご報告

event_top-img

活動完了のご報告
2024/08/22
ご報告

昨日、国会議員会館での陳情活動を終えてから都内のある繁華街に行き「実子誘拐被害者を悼む日」で公開した『ストーリー~やさしい花~』のモデルの親友で私の知人でもある人と待ち合わせし彼らの行きつけだった思い出の場所に案内してもらいました


繁華街の片隅にある古いビルの中のゲーセンです


モデルの男性が不登校の小6で知人が中学3年生のとき2人はゲームを通じて仲良くなりそれ以来の親友でした


モデルの男性はゲームや遊戯関連なら種類を問わずの達人でゲーム界では割りと知られていて悲報に"彼のデッキ"を皆が使い弔った話を聞かせてくれました


モデルの男性は弱みを誰かに見せることのないタイプで連れ去りのことも決して親族にも友人にも言ったことがなく遺書で初めて知らされる、そういう武骨なタイプだったそうです


私が「じゃあ、花ってタイプではないんですか?」と知人に聞くと「まぁ、そうかな」と言うとスマホを取り出して、アーケードゲームをしている後ろ姿が写った男性の写真を見せてくれました


私が「なるほど」と言うと知人は笑い「ヤツの家庭は複雑でヤツはもう家族と自分を切り離してた」と



子どもを連れ去られた別居親さんで私にこう言われたお父さんがいました


「森さん、命を掛けてでも守りたいといつも思っていた子どもたちが突然いなくなって手足をもぎ取られる、そんな痛みのような辛さを日々抱えているんです」


連れ去りされたお父さんのタイプは色々ですが、でも子どもを想うその感じは皆、野に咲く小さくて素朴でやさしい白い花に私には感じられるんです


繊細で儚(はかな)く咲く花に


この「やさしい花」を失った子どもたちの心を想うと胸が張り裂けそうに悲しく涙が止まりません


私は思うんです

「子どもの一番の利益は親が生きていること」だと


いつかは散る花です

でも子どもを想い強く生きて散った花は必ず子どもたちを見守るやさしい花になるんじゃないかと


モデルの男性の散った花は今はきっと子どもたちの近くに咲く野の花に生まれ変わっているはずです


ビルを出るとちょっと前までどしゃ降りの雨が叩きつけた舗装が少し乾いていました

小さな水たまりに映るネオンサインを後に駅へ向かい「ではまた」と別れました


署名活動で頂いた皆さんからのコメントを知人に託すと、知人はパラパラとめくり最後のページのコメントをじっと読んでいました


"犠牲になられた方々のおかげで今法廷で戦える材料が増えています。心よりお祈り申し上げます"


誰かのやさしい花が誰かのやさしい花を咲かせますようにと私も祈ります




『「実子誘拐被害者を悼む日」を制定し亡くなられた方に想いを寄せよう』

署名数1,808名

コメント58件

エール236,580円(83人)

※エールは今回の署名活動の報告書を作成し国会議員に一斉郵送をし「実子誘拐被害者を悼む日」の周知活動などに使用いたします


署名 / エールを贈る