高瀬 絵理
2月に大阪高槻市では、マスクを着用し、持久走をしていた小学5年生が死亡する事故がありました。ニュースが流れたのは今月のことです。暑くなってきた時期とこのニュースを元に、校長先生とお話しし、健康被害ももちろんのこと、それに加えて見えない圧力によって、大人も子どもも、苦しいから外す、といった自分のいのちを守る、一番大切な声すらあげられない。その状況が異常であることを話し、子どもたちへは親や先生から強制ではないことを伝え、校長先生からは全教員に強制ではないことを伝えました。せめて教室で授業を受けるときはする。しかし、外したかったら外す。発表のときはした方がいい。眠気のある子へは、外して深呼吸を促すように先生からも声かけをする…先生方もそれぞれのスタンスで外す時間を作っているようです。長い時間をかけて縛られた糸を、少しづつほぐしています。文科省からの通達があれば、どの学校も保育園も、とお互いが心地よく過ごせる場、となっていくことでしょう。周囲の理解も進むことと想います。微力ながら、力を合わせていくつもりでいます。応援していますね。