平群のメガソーラーの巨大盛土に大量の産廃土を発見!
~下流住民を助けて!~

平群のメガソーラーの巨大盛土に大量の産廃土を発見! ~下流住民を助けて!~
- 提出先:奈良県

活動詳細
■ はじめに(活動の目的や概要)
産廃土を盛土に使っていいの?
2025年8月10日、2回に及ぶ土砂流の防災対策の現状視察のため、事業者による現地説明会が開催されました。専門家2名と住民数名が開発造成地内の視察をしていたところ、何と盛土に産廃土が使用されていることを発見したのです。少し掘ってみると、硫化水素臭が・・・
どうしてこんなところに産廃があるのか、県は徹底的に調査して業者に適正な処理をさせなければなりません。しかし、奈良県はなかなか動こうとしません。このまま放置しておくことはできないのです。皆さんのお力をお貸し下さい。
■ 活動立ち上げの背景・理由
🔴森林約30haを伐採し、100万㎥を超える切土盛土をする計画になっています。
この土地は真砂土と言って砂場の砂のように非常に崩れやすい土質です。その上、地下水が豊かで造成地内の数か所から湧水があったような場所なので、よほど注意深く排水対策をしなければならないのに、ほとんどその対策が取られていないので非常に危険です。
🔴事業者は、アメリカの資本の再エネ開発に投資するグローバル企業enfnity がつくった合同会社です。日本での資本金はたった10万円のペーパーカンパニーです。
🔴2024年11月2日、2025年5月25日の2回、盛土崩落で土砂流が発生する事故がおきました。奈良県は業者に対して口頭指導しか行わず、有効な対策が取られていないままです。
🔴2025年8月10日の現地確認会で盛土に産廃を混ぜ込んでいたことが判明したにもかかわらず、奈良県はこの件について調査をしたり、業者に適正な処理を求めることもしませんでした。
🔴奈良県知事の仕事は、住民を守ることのはずです!!しかし、切実な住民の声を直接聞こうともせず、住民の安心、安全を守ろうとする姿勢が見られません。
■ 社会(提出先)がかかえる問題点は何か?
平群町のメガソーラー建設では、古都奈良を代表する生駒山系のくまがしの森が無残にも破壊されています。森に暮らしていたイノシシやタヌキなどの生き物たちは住処を失おうとしています。この森林は水源が豊かで農耕を支えてきました。森林が失われた結果少しの雨でも、住宅地すぐそばの水路は濁流が流れます。産廃盛土が発見された今、今後、伊豆山でのような土石流が発生する可能性も否定できず、住民たちは夜も安心して過ごせません。
私たちは、再生可能エネルギーの名の下、森林が破壊され、住民の安全が脅かされている乱開発に反対します。年間約2万円もの再エネ賦課金が消費者の電気代に上乗せされており、大半の利益は海外の投資家の手に渡ることになります。
現在、579人の原告が事業者を相手に、23人の原告が県を相手に大阪高等裁判所での法廷闘争を続けており、我々の願いを裁判所に届け、この不適切な開発をストップさせることが求められています。
■ 活動内容の詳細
住民の願いを届けるべく、平群町や奈良県に80回以上の申し入れを行ってきた。
業者相手の工事差し止め訴訟、奈良県相手に許可取り消し訴訟を起こし、住民の命、生活を守るために日々活動している。
奈良地裁での訴訟は2025年3月に棄却の判決が出たが、到底受け入れることができないので、大阪高裁に控訴している。
<平群のメガソーラー奈良地裁での判決を迎えるまでの経緯>
2019年11月 当初許可 1年2か月工事せず放置
2019年12月 平群のメガソーラーを考える会設立
2021年 2月 伐採工事が開始 1回目の変更申請
2021年 3月 原告2300人 工事の差し止め訴訟
2021年 4月 考える会が下流河川の測定地点すべて18%の勾配偽装を発見し、町、県に通報
2021年 6月 県が工事停止命令
2021年 8月 工事の停止時に、防災施設は8か所中2か所の沈砂池だけ設置
2021年 9月 5年確率の役に立たない防災工事開始
2022年 4月
県政策参与と住民が話し合い(農園天国跡地、防災工事の見直し) 協栄、村本建設幹部が別途で協議
協栄はFITの認定取消し回避のため、 8月中旬の変更申請受理求める
2022年 6月 環境部長が県議会で30年確率対応を表明
2022年 9月 県は林地開発再変更を受理
2022年 12月 林地開発審査部会で変更承認
2023年 1月 審査部会を再び開催、間違い修正 防災工事完了
住民側 調整池容量不足指摘
2023年 2月 変更許可
2023年 4月 住民説明会で工事開始説明
調整池再検討、送電線ルート変更を説明
2023年 7月 協栄 住民との協議を一方的に終了
2023年 8月 椿台住民らが許可無効の行政訴訟提訴
2023年 9月 工事を再開
2024年 6月~1時間20㎜程度の降雨の度に濁流が道路に流出
2024年11月 大量の土砂流出で約1か月間工事停止
2025年 1月
差し止め訴訟14回、行政訴訟5回の口頭弁論後結審
■エールの使用法
●1:使用方法が決定している場合→実例をご記入
・事業者の乱開発を調査するための裁判等でのボーリング調査などの検証費用
※裁判所が現場検証を認めてくれた場合、ボーリング調査を実施するには100万円以上の費用がかかります。
・平群のメガソーラー開発を止めるための活動費用(印刷費、交通費、専門家への調査委託費用)
・その他活動費や雑費
にあてさせて頂きます。皆様のお気持ちに心より感謝いたします。
※万が一、余剰が出た場合は、再エネによる森林破壊を止めるための他の地域の活動支援に使わせていただきます。
■団体(代表)プロフィール
平群のメガソーラーを考える会 代表世話人 多田 惠一 須藤 啓二
全国再エネ問題連絡会
平群のメガソーラーを考える会は、平群町で約30haの森林を伐採し、100万㎥を超える切土盛土を行うメガソーラー開発計画があることを知った住民が設立し、豊かな自然に恵まれた平群町の歴史的景観や住民の安心・安全な生活を守るための活動をしています。
全国再エネ問題連絡会は、メガソーラーや大規模風車問題などに取り組む地域団体が連携して、安全安心な生活を守るために情報交換をしながら、国に法規制を求めていくため結成されました。現在、北海道から九州まで、約80の団体や個人が参加をしています
■X 平群のメガソーラーを考える会 2025 @heguri₋ mega
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