長谷川英子
性的な行為を、女性が同意しともに楽しむ行為ではなく、女性を支配し卑しめることで表現するポルノ作品は、性欲ではなく支配欲を満たすためのコンテンツです。
現実の女性と性的関係を結ぶ前、また、結ぶ機会の少ない男性に、性欲と支配欲・加害欲を結びつけ、快楽であると刷り込むようなコンテンツは、フィクションであれ現実的な影響が大きく、現に、AVや性加害コンテンツの影響で犯罪を行ったという供述が発生しています。
このようなコンテンツの氾濫は、人権軽視、女性蔑視につながり、ひいては、社会のモラルを劣化させる恐れがあります。その恐れはすでに、毎日のように女性女児への性加害がニュースになることからも現実化しています。少子化とも無関係ではないでしょう。女性を蔑視し支配するのが性行為だと思う男性と生活を共にしたい女性はまれです。
正しく性的な楽しみを得ることは社会への正のフィードバックになります。
性加害・性犯罪を肯定して 性欲を煽る作品の罰則付き禁止を求めます。