本募集の全ての受付が終了いたしました。
ご協力頂きまして心より感謝申し上げます。
大変ありがとうございました。
【静岡県浜松市】
学校に行かない選択をした子たちの学びに補助金を!
【静岡県浜松市】 学校に行かない選択をした子たちの学びに補助金を!
- 提出先:浜松市長/教育委員会教育長
活動詳細
■ 署名の手順※重要※
確実に署名を届けるためにお読みください。
①「署名で応援する」ボタンを押す
②お名前、メールアドレスの入力 必須
③応援メッセージの入力 任意
公開か非公開か選べます。
公開にした場合はこの署名サイトのコメント欄にお名前とともに表示されます。
非公開の場合はお名前もメッセージも掲載されません。
④利用規約に同意して登録する。
⑤登録したアドレスに確認メールが送られてくる。
⑥メールに記載されたリンクをクリックして開くと署名が完了となります。
■ はじめに
この活動は学校以外の学びに支援補助金を交付してほしいという内容ですが、
学校に行かない選択をしたばかりの頃は勉強が手につかない子もたくさんいます。
学びを続けるためには、心を充分に休めることが最優先です。
そのあとお金の心配なく次の一歩が踏み出せるようになってほしい。そのためにも必要な制度だと考えます。
■ 活動を立ち上げた理由
「子どもが学校に行けない(行かない)!」
そうなったとき、"学び"を続けるにはどんな選択肢があるでしょうか。
フリースクール、オンライン学習、家庭教師、問題集…いまは選択肢が様々にあります。
でもこれって誰がお金を出しますか?
様々な学びの選択肢を探して試して、探して試して…。
お金だけでなく時間も浪費し、仕事の時間を減らしたり、退職したりする保護者もいます。
収入は減るのに支出は増えるばかり。
子ども一人当たりの教育費に投入される税金額は文部科学省のホームページによると
1年間1人あたり
・小学生 約94万円
・中学生 約107万円
となっています。
学校が合う子どもは教育を無償で受けられますが、合わない子どもは保護者に丸投げ。
家庭の状況によって受けられる支援に差が出てくるのが現状です。
本来は自分の子どもに使われるはずの年間約100万はいったいどこにいっているのでしょう。
教科書代・人件費・設備費など差し引いても月数万は浮いているのではないでしょうか。
「不登校はお金がかかる!」
親の会でみなさんのお話を聞いていると必ずといっていいほど出てくる話題です。
食費、水道光熱費、交通費、活動費…学校の代わりに経験を!給食の代わりに栄養を!
と思っても個々の家庭の努力には限界があります。
そこで、学校に行けない(行かない)子どもたちに使われるはずだった教育費を多様な学びの支援補助金として交付してほしい。
そう考えこの活動を立ち上げました。
■ 社会がかかえる問題点①
小中の不登校者数は全国で30 万人を超え、社会問題の一つとなっており、浜松市の不登校者数も増加の一途をたどっています。
下記の表は2023年5月25日付けの浜松市のデータです。
浜松市公式ホームページより
・小学生 803人
・中学生 1407人
浜松市の不登校者数は合計で約2200人になっています。
2000人以上の子どもの学びの場は、校外まなびの教室(旧適応指導教室)を利用する子どもが一部いる他は、ほとんど親任せの状況となっています。
そして、子どもの教育の機会を確保するべく、経済的に苦しいながらもフリースクールやホームスクーリングを選択している家庭もあります。そもそも入会金や月会費の高さに面くらって申し込みさえためらう家庭も少なくありません。
子どもの学びを維持するためには、保護者の金銭的・精神的負担が強いられているのが現実です。
そして、この負担は保護者だけのものではありません。
フリースクールの平均費用は入会金が約5万円、月謝は約3万円となっていますが、運営者の方々の努力によってこのような価格に抑えられているところが大半です。フリースクールやオンラインスクールなど民間の教育機関はギリギリの費用で子どもたちのサポートをしてくださっていることも忘れてはなりません。
■ 社会がかかえる問題点②
文科省は2017年2月 教育機会確保法 を施行させました。この法律では子どもたちの学ぶ権利を保障し個々の状況に合わせた支援の必要性を掲げています。
さらには2019年に「不登校児童生徒への支援の在り方について」という通知で「フリースクールなどの民間施設やNPO等と積極的に連携し、相互に協力・補完することの意義は大きい」と明記されています。
それによって学校以外の学びの重要性は国に認められているにも関わらず、現実はそれに見合うものではありません。
しかしながら、不登校家庭に支援補助金の交付を始める自治体が近年増えてきています。例をだすと新潟県上越市、神奈川県鎌倉市、茨木県近江八幡市など。月額上限4万円が支給される自治体もあり、住む場所によって支援の格差がうまれています。
政令指定都市である浜松市。2023年11月には市のホームページに不登校支援のページが作られるなど、不登校対策に力を入れてきれいるように感じています。不登校支援/浜松市 (city.hamamatsu.shizuoka.jp)
この署名活動がさらなる支援の後押しになり、全国に広がっていく一助になることを願っています。
■ さいごに
学校に合わないだけで自分は人生のレールから外れたと感じ、自分を責めてしまう子どもたちが多くいます。
学校に入る前の子どもは真っすぐで、素直で、好きなことに目をキラキラさせて取り組んでいませんでしたか。学校に入って変わってしまったのは子どものほうですか。
大人が、社会が変わるときがきているのではないでしょうか。
子どもたちが一生懸命、声にならない声をあげて、心を削って訴えてくれています。
これを読んでくださっている皆様のお力で、子どもたちの声を署名という形にして行政に届けませんか。
どうかお力をかしてください。
子どもたちのために、未来のために、どうぞよろしくお願いいたします!
■ 参考資料
「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」の策定・文部科学大臣メッセージの発出について
以下は2023年10月文部科学省のFacebookから引用したものです。https://fb.watch/o8cquEATUn/
先日公表した令和4年度問題行動等調査において、不登校児童生徒数、いじめ重大事態の発生件数が過去最多となるなど、憂慮すべき状況が明らかになりました。
この状況を踏まえ、取組の緊急強化を行うため、本日、「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」を策定するとともに、盛山文部科学大臣メッセージを子供たちと教育委員会・学校に向けて発出しています。
▶資料等はこちら
「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」
https://www.mext.go.jp/content/000258018.pdf
以上。
■エールの使用法
ご寄付は任意ですので、ご署名だけ頂くことでも全く構いません。
それでももし頂けるようでしたら、お気持ちに感謝して
・印刷費
・交通費
・その他活動費や雑費
にあてさせて頂きます。皆様のお気持ちに心より感謝いたします。今後の活動も精一杯努めさせていただきます。
■ 団体(代表)プロフィール
不登校・登校渋りから学ぶ会「リンク」
【代表 】辻加奈子
不登校の娘をもつ2児の母。娘が登校を渋りだしたが無理やり学校に行かせること2年。その後付き添い登校を2年。現在は取り出し授業に行ったり行かなかったり。学校が怖いと言い、学校のように子どもが集まる場を避ける娘の居場所はまだ見つかっていません。
渦中にいるとき孤独感があったこと、情報難民だったことから、定期的に集まる場をつくろうと仲間と会を立ち上げました。不登校関連の情報や浜松市の教育・支援の情報発信をinstagramで行っています。
■ SNS等
LINE オープンチャット「【ゆるつな浜松】ゆる〜くつながる不登校親の会」
https://line.me/ti/g2/iCPbFK4j2Cv-mgIgK8qpOxzRAPkQkM490kOpFg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
Instaglam 不登校・登校渋りから学ぶ会 リンク
https://instagram.com/linkhamamatsu?igshid=MTNiYzNiMzkwZA==
メールアドレス info@linkhamamatu.net
新着報告
署名にご協力いただいた皆さまへご報告いたします。
4月15日㈪に浜松市教育委員会に署名とコメントそして不登校に関する要望書を提出してまいりました。
提出に際して浜松市議の鈴木恵議員にご協力いただいたほか、浜松市内で不登校に関する活動をしている「らんぷ会」「ちょこっとの居場所【いどころ】」の2団体も参加してくれました。
らんぷ会の代表も、いどころの代表も、私と同じく不登校の子をもつ親で、様々な経験をされて、色々な想いをもってこの署名活動に協力してくれました。
宮崎教育長と教育支援課課長のお二人に、私たちの経験談をお話し、不登校の保護者がどのようなことに困っているのかリアルな声を聞いていただきました。
支援補助金などの制度の変化は難しく、静岡県の動きをみていくとの返答でしたが、不登校当事者や保護者の意見を聞く場を作っていただくことに関しては前向きなお言葉をいただけました。
まずは一歩、踏み出すことができました。次の一歩もすぐに踏み出し、歩き出せるように今後もがんばります。
また、たくさんのエールもいただき誠にありがとうございます。
55,400円から手数料(25%)、決済手数料(3.6%)、振込手数料500円を差し引いた39,056円をありがたく使わせていただきます。
今回の署名に係った費用は、チラシ印刷代2,365円・ラミネーター4,729円・コピー代880円・プレスリリース用印刷代900円・駐車場代400円の合計9,274円となっており、残高29,782円は今後の不登校に関する活動に使わせていただきます。
- オンライン署名活動は、この投稿をもちまして終了させていただきます。
- 浜松市内外からたくさんのメッセージを寄せていただき、半年前まで孤独だった私にとても温かいパワーをくれました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
辻 加奈子
11月から始まった署名活動も4/5をもって終了となりました。
ご署名いただき、誠に有難うございます!
200名以上の皆様のご署名とご尽力に心から感謝申し上げます。
署名簿、コメントに要望書も合わせて4月半ばに教育委員会へ提出いたします。
その様子は、こちらの「経過報告」や、インスタグラムで報告させていただきます。
皆様の思いを、浜松市教育委員会へ確かに届けて参ります。
引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。
皆様こんにちは。署名活動を始めて約3ヶ月がたちますが、現在160名の方にご協力いただいています!
この度、こちらに寄せていただいたエールを活用しチラシを作成いたしました。ご寄付いただいた皆様、本当にありがとうございます。
この署名活動は「多様な学びに支援補助金を求める」ことを掲げておりますが、学校に行けないだけで苦しむ現状を変えたいという想いもあります。
そのために何ができるか…。
①教育機会確保法という法律があり、学校に行くことは強制されるものではなく、多様な学びが保証されていること。
②悩んでいるのは自分だけじゃないと思える支援や情報交換の場があること。
これらを不登校・登校渋りの当事者、保護者、関係者に知ってほしい。特に①は当事者や保護者関係なく多くの方に知ってもらいたい…いや、認知されるべき内容です。このチラシをスーパーや公共施設などに掲示をお願いするなどして少しでも理解を広めることができたらと思います。
浜松市内の掲示や配布に協力して下さる方がいらっしゃいましたら、info@linkhamamatu.netまでメール、もしくはInstagramなどでDMをいただけたら嬉しいです。
*
先日、こちらでもご協力をお願いしたNPO法人多様な学びプロジェクトさんの「不登校の子どもと保護者、不登校経験者の実態とニーズ全国調査」のシンポジウムがあり、そちらの動画がYouTubeで公開されていますのでお知らせします。https://youtu.be/pJlGI4jpxSs?si=WVxj1IqwzUmbfEYU
2時間以上ある動画ですが、チャプターごとに見ることもできます。第1部でアンケートの調査報告がされていますのでぜひご視聴ください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。