遺族年金改悪に対する反対署名

遺族年金改悪に対する反対署名
- 提出先:日本国政府 内閣総理大臣および国会議員

活動詳細
■ はじめに
私は、2025年に国会を通過しようとしている「遺族年金制度改悪」に断固反対の立場を表明し、この署名活動を立ち上げました。
この法案によって、60歳未満の女性が配偶者を失った際に受け取ることができた遺族年金が、たった「5年間の有期支給」とされようとしています。これは単なる制度の見直しではありません。現実の経済的困窮、精神的喪失、社会的孤立に直面している遺族女性たちを、さらに追い詰める「福祉の切り捨て」です。
私は、女性や子ども、社会的に弱い立場に置かれている人々の人権を守る活動を続けてきました。そして今、国がこのような冷酷な制度を押し進めようとしていることに、怒りと危機感を持ち、行動を起こすことを決意しました。
■ 活動立ち上げの背景・理由
私は普段、事務職として生計を立てながら、女性の権利擁護をライフワークとして地道に続けてきました。その中で何度も、配偶者を亡くし孤立する女性たちの現実を目の当たりにしてきました。
「夫に先立たれた日から、社会の冷たさが身に染みた」
「これからどう生きていけばいいのかわからない」
そんな声に耳を傾け、支援してきた私には、この制度改悪がどれだけ非人道的で残酷なものであるか、痛いほど理解できます。女性がまだ経済的に自立しきれない社会の中で、遺族年金は命綱です。それを奪うことは、貧困と孤立に突き落とすことと同義です。
■ 社会(提出先)がかかえる問題点は何か?
政府は今回の制度改正を「男女平等の観点からの見直し」と言っています。しかし、現実を無視した形式的な平等は、むしろ不平等を深刻化させます。
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女性の非正規雇用率の高さや育児・介護負担を無視している
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保険料を払い続けてきたにもかかわらず保障を打ち切る不誠実さ
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女性の貧困率上昇を加速させ、子どもや家庭にも連鎖的に影響が出る
これは「支援の縮小」ではなく、制度的な暴力です。私たちは沈黙しません。
■ 活動内容の詳細
私たちは以下の活動を行っていきます:
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① オンライン署名の実施
遺族年金制度改悪に反対する署名キャンペーンをオンラインで立ち上げ、広く署名を呼びかけます。Change.orgなどのプラットフォームを活用し、誰でも簡単に参加できる形式にしています。
② 情報発信(ブログ・SNS)
私自身の言葉で、制度改悪の問題点や、現実に困窮する女性たちの声を綴り、ブログ記事やSNS投稿として発信します。これにより、同じ問題意識を持つ人々に届け、共感と行動を広げます。
(※現在SNSは一時休止中のため、匿名ブログなどを活用)③ メール・DMによる署名拡散依頼
信頼できる個人や団体に対して、メールやDMで署名活動の趣旨とリンクを送り、拡散をお願いしていきます。無理のない範囲で、1人でも多くの協力を得ることを目指します。
④ PDF資料・チラシの作成と配布
制度改悪の概要や反対の理由をまとめたPDF資料を作成し、誰でも自由にダウンロード・共有できるようにします。インターネット上で自由に再配布できるチラシや画像素材も提供します。
⑤ 意見提出(パブリックコメント・議員連絡)
厚生労働省へのパブリックコメントや、地元議員・国会議員のメールフォームなどを通じて、直接意見を届けます。定型文を用意し、他の方にも送信を勧められるように整備します。
一人ひとりの声が、制度を変える力になります。皆様のご協力を、心からお願いいたします。
■エールの使用法
ご寄付は完全に任意ですので、ご署名だけでももちろん大歓迎です。
それでも、もしご支援という形でご寄付をお寄せいただける場合は、そのお気持ちに深く感謝申し上げます。いただいたご厚意は、私の力を超えて声を広げていくための大切な一歩となります。
現時点で、寄付金の具体的な使途は確定しておりませんが、以下のような目的で活用させていただく可能性がございます:
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問題提起や啓発のための資料作成・配布費
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オンライン署名活動や広報のための経費
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制度に関する調査・資料収集・意見提出活動
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被害当事者の声を可視化するための表現活動
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その他、本活動の目的に沿った必要な経費
なお、いただいたご支援は、個人の私的な目的には一切使用いたしません。
また、皆様からの善意を決して無駄にしないよう、最後まで一層の責任をもって活動を進め、皆様の声をきちんと提出・発信してまいります。
本当にありがとうございます。
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■ 団体(代表)プロフィール
女性の尊厳を守る・音乃
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