「病気療養児等の通学車送迎支援制度の充実を求める署名活動」

「病気療養児等の通学車送迎支援制度の充実を求める署名活動」
- 提出先:厚生労働省

活動詳細
【病気療養児等が安心して学び続けられる環境を整えるための署名とご支援をお願いします】
この度は私たちの呼びかけに目を留めていただき、誠にありがとうございます。
私の息子は現在中学2年生です。小学校3年生の時、感染症に罹患したことがきっかけで、ウイルス性の後遺症が残り、筋痛性脳脊髄炎(ME/CFS)という病気を発症してしまいました。そして、深刻な病状の為、長期自宅療養が必要となってしまいました。
その影響で、小学校の数年間、ほとんど通学することができず、義務教育の大切な学びや社会経験の機会を失いました。
それでも、本人は、「学びたい」という強い気持ちを持ち続けました。地元の中学校には、通級教室がなかった為、個別対応も丁寧にしてくれる、不登校特例校に通うことを希望しました。そして、ようやく、今年の5月から、不登校特例校の中学校に転入することができました。
この学校には、体調に配慮した環境や休憩スペースが整っており、同じように繊細で特別な事情を持つ子どもたち、一人一人への配慮が充実しており、安心して学べる場所です。
しかし、息子の通学には大きな課題があります。学校が自宅から遠く、息子の体力では、公共交通機関での通学は非常に負担が大きいのです。
車での送迎や福祉タクシーの利用ができれば、週に4~5日通学することが可能になりますが、現状ではその費用を家庭で負担しきれません。
我が家は母子家庭で、私自身も身体障がい者手帳を持つ、寝たきりの身体の為、学校までの車送迎をすることができません。この状態が続くと、息子は本来、子どもが学ぶべき義務教育や道徳などの学習の機会をさらに失ってしまう可能性があります。
また、息子だけでなく、家庭の事情で車送迎ができない、病気や障害のある子どもたちが、安心して学校へ通う為には、通学のための車送迎支援制度の充実と、拡大が必要です。
特に高校や大学など、通学距離が長くなるほど支援の必要性は増します。病気療養児や障害児たちは、興味のある分野の勉強を学び、進学したいと思っています。
そして、将来は専門分野や得意分野などの知識や技術を活かして働き、社会に貢献したいと願っている、優秀で心優しい、思いやりのある子どもたちが沢山います。
しかし、今の日本には「病気療養児等の通学車送迎支援制度」が十分に整備されておらず、行政や自治体の福祉サービス制度は、ほとんど利用できない状態です。
そこで、病気療養児や障害のある子どもたちが安心して学び続けられますよう、
「病気療養児等の通学車送迎支援制度の充実を求める署名活動」にご協力をお願いできますと、大変ありがたく思います。
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【私たちが国に求めること】
厚生労働省に下記要望いたします。
1.病気療養児等の通学車送迎支援制度の創設を求めます。
体調面で公共交通機関での通学が困難な児童生徒に、車での送迎や福祉タクシーの利用を支援するサービスを作って下さい。
2.障害者総合支援法の移動支援事業の制度拡大を求めます。
移動支援で「通学時の送迎」も認めて下さい。
3.2.の移動支援の対象者は、重度身体障害、知的障害、精神障害、難病患者となっております。
1.2.ともに.障害者手帳が交付されず、難病認定もされず、医療的ケア児とも認定されていない、「病気療養児童・生徒」も対象にして下さい。
また、コロナ関連後遺症および慢性疲労症候群等の類縁疾患においては、診断書で上記サービスが利用ができるようにして下さい。
【この署名は、厚生労働省に提出します】
皆さまからいただいたご署名は、厚生労働省へ正式に提出いたします。提出後は、こちらのサイトを通じて報告させていただき、公表致します。
多くのご署名をいただけますと、皆さまのお声により、国の制度を動かす大きな力になり、大変ありがたく思います。
もし「エール(寄付)」という形でご支援をいただける場合は、以下の用途として、ありがたく活用させていただきたいと思います。ご寄付いただいた費用は、全てこちらのサイトで画像と共にご報告し、公開させていただきます。
・病気療養児たちの通学支援の車送迎費用
・署名活動の運営に必要な費用
(印刷代、郵送費等)
どうか皆さまの温かいご支援により、子どもたちが安心して学び、夢を描ける社会をご一緒に作っていけますと幸いです。
皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。
お読みいただき、ありがとうございます。
・署名発起人
『子育て支援ネットワーク』 ~天使の環(わ)~
代表者 松尾
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