署名の受付が終了いたしました。

ご協力頂きまして心より感謝申し上げます。

※エールは現在も贈れます。皆さまの応援・お気持ちをお伝え頂けます。

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【緊急】工業団地化にせず、富士山を望む地域の大事で貴重な農地を守ってください。

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【緊急】工業団地化にせず、富士山を望む地域の大事で貴重な農地を守ってください。

  • 提出先:都留市長 山梨県知事
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作成者:地産地消の会都留

活動詳細

■ 署名の目的や概要

都留市の中央道都留IC西側の約15haの農地は、工業団地化の危機に晒されています。この農地は地元の人々にとってキーとなる食糧自給源であり、その景観から富士山を一望できる貴重な場所です。また、過去の食糧事情による悲しい歴史があり、食うに困らないよう争いが起きないよう開拓された地であり、縄文時代の富士山信仰に関わるとされる環状列石が眠る先人方が大変な苦労して育んできた農地を守ってまいります。

私たちの要望として

・15haの農地は地域の食糧自給のために農地のままで守っていただきたい。土地は地域農業振興での活用を求めます。

この牛石地域にて耕作していた農業者から補償もなく耕作中止させたことに抗議します。耕作継続をさせていただきたい。地域の食糧自給率を低下させないでください。市民3万人の自給も叶わない現状から、農地を工業団地化で潰すことにより将来に取り返しのつかない食の不安を与えないでいただきたい。農地は潰したら二度と耕作できません。

食糧の安心安全安定供給が可能な農政を市民に提示して下さい。国の政策で「みどりの食料システム戦略」現行農地面積の1/4を有機栽培農地に拡大目標とあります。都留市のオーガニック学校給食化を手掛かりに食料基盤の安定にこの農地を活用することを提案いたします。都留市の学校給食米の年間使用量は5haの水田で賄えます。15haすべてを有機圃場にしたとしても1/4には達せずさらに拡大しなければなりません。他自治体では有機農地の拡大、若年者の移住者の増加など農政の工夫で地域振興の良い結果が出ています。

・農地の工業化で環境破壊や生態系の不自然な変化や災害が起こるリスクなどを高めないでください。市民が環境変化によって被災されやすくなったり不安になる事はしないでほしい。

・牛石遺跡の発掘調査を蔑ろにしないで下さい。工業化予定地から環状列石周辺の重要な遺構が出てきたら詳しく調査した上、牛石遺跡同様に田畑にして埋設保存を求めます。


■ 署名活動立ち上げの背景・理由

都留市行政は農業者の後継不足、地権者が耕作継続が困難なため農地を手放したがっているとし、農地を工業化するとしました。しかしこの牛石農地は借地耕作する農業者がおり耕作放棄地は多くありませんでした。農業者の高齢化と言えども若手の耕作者も見受けられ耕作が盛んにおこなわれていたので、二年ぐらい前に行われた市の地権者説明会の場において「耕作者の意向を聞いて」という意見も出ていましたが実行されず、令和6年4月頃より行政が該当農地の耕作者に対し来季の耕作中止を通告、しかも代替地や補償交渉も無し。耕作意向がある農業者に対しこのようなことが許されるのでしょうか?この地で生産する農作物を当てにしている消費者が不安に陥り、耕作継続が叶わないのかと耕作継続を願っています。

またこの牛石農地の端に開墾の碑が2つ立っていて、古い碑には「大正七年八月七日創....」「昭和弐拾参年四月....」(古くて読みにくい)とあり、開墾した組合の方々のご芳名が記載されています。実に1918年から1948年の30年間に渡り、この農地が整備されたことがわかります。言い伝えで「地域のある農家が私財を投げ打ってこの段差だらけだったこの地を平らに整備し稲作ができるよう尽力された」と地域の長老から伺ったことがあります。

奇しくもこの1918年8月に全国的な米騒動が起きています。またこの時から遡ること82年前の天保時代に数年続いた飢饉で多くの民が飢餓で犠牲になり郡内騒動という都留一帯が発端の一揆が起こっています。当時の有志方々が時の有事と過去の歴史から学び、食うに困らぬよう地産地消の重要性と悲惨な出来事を繰り返さないように開拓を決意し守ってきた農地であること。未来の我々に残してくれた大切な農地だという事を知っていただき、先人の思いを継承していかなくてはならないと活動を始めました。

大正7年米騒動

天保時代1836年都留一帯から始まった郡内騒動

牛石遺跡について

■ 社会がかかえる問題点は何か?

今や米や野菜が価格高騰高止まりしています。こんな事情の時に農地を潰して工業団地化するなど考えられません。飢えて路頭に迷えというのでしょうか?

昨今の米価格の高騰や流通事情により、学校給食で使用する米の確保が困難になっているそうです。都留市と隣接する富士吉田市では学校給食に使用する米を市内農地で確保していこうと市内の農家さんに耕作を促進しています。数年前から特別栽培米の生産を奨励していて、当初は少数だった生産量が今年の確保生産量は年間使用量の半数以上に上り、米農家さんの地産地消の意識の向上、食べる子供たちにもおいしいと評判だそうです。年間の使用量は30tになり7割以上の米を地元富士吉田の農地でと目標にしているそうです。単純計算で30tの米が生産できる水田面積は6.5ha~7haです。都留市の小中学校で必要な米田面積は4.5ha~5haで、2倍の面積の11haを工業団地用地にしようとしています。都留市でも近隣自治体の対応を見習い、農地を大切にし安心安全な食料の確保に政策の舵を切っていただきたいと切に思います。

また、市が工業団地化の行政手続きを非公開に進め、関係者に対する説明を省略したり、市民への情報の皆無や該当農地の耕作者に対し来季の耕作中止求めたり、計画が市の事業で尚且つ地権者が用地交渉に完全に応じていないにもかかわらず11月下旬突然、長崎山梨県知事がトップセールスだとして工業化の発表をしました。強引に既定路線だと云わんばかりの圧力で地権者に土地を明け渡しを求めていて、「農地を守りたい耕作を続けたい」と思う私たちは農地の消失と明日の食料の確保への不安でこの行政の行動に強い懸念を抱いています。耕作意欲のある農業者も存在しますし、有機農業への関心も高まり、市内学校給食に地元産の有機食材も導入され始めました。子供たちに大評判です。市は人口増加や雇用の創出を考えてのことでしょうが、これまでにおいて他地域で工業誘致をして栄え続けている地方はどこかありますでしょうか?人が増えるのは大都市特に首都圏のみです。地域の土地を耕す原点に立ち戻る時ではないでしょうか?富士山を望む牛石農地の維持を我々と共に願ってください。

ご署名よろしくお願いいたします。

12月28日まで「Change.org」にて署名活動をしており当方にて氏名と住所の署名を募っておりましたが、署名リストの住所が不正確だったり、署名が完了が不明の方が発生いたしまして、改めて「Voice」にて署名活動を開始いたします。

ご寄付は任意ですので、ご署名だけ頂くことでも全く構いません。

それでももし頂けるようでしたら、お気持ちに感謝し、大変ありがたくお受け取りさせて頂きます。

また、皆様のお気持ちを無駄にしないよう、最後まで一層の責任を持って提出させて頂きたいと思います。


■ 団体プロフィール

化学肥料や農薬を使わずに自然由来の素材で野菜がつくれないものか?と約15年前にじゃがいもの慣行栽培から始め、F1種と固定種に苦悩し、農薬の体に与える影響を知り、自然の正しい巡りを高めて安心安全な農作物ができないか取り組んでいます。現在は主に6年前から始めた有機栽培の米と大豆を栽培し、都留市や富士北麓地域のオーガニック給食実現のために活動しています。自然農や有機栽培、ケミカル資材は使いたくないという農家さんや食育やオーガニック学校給食を実現したい方々との出会いで連絡を取り合っている人の集まりです。


■ SNS
X https://x.com/chisanchisho559

新着報告

2025/01/29
皆様、ご声援ありがとうございます。

署名にご協力の皆様

ご声援、またご支援を賜りまして誠にありがとうございます。

皆様のご署名の結集を持ちまして牛石農地を守る活動ができましたこと誠に感謝申し上げます。

今後の活動としましては1月30日までを以てオンライン署名は一旦終了としまして、紙面の署名と合わせまして2月初めに都留市に追加提出と山梨県宛には12月からの1月末までの全署名を提出させていただきます。

私共の理想とすれば、中山間地とは云え農業による地域おこし、特に有機農地比率を拡大させオーガニック学校給食を中心に地域農業が元気になっていくことを目標としてまいります。この度借り受けられることになった工業団地予定地内の田んぼ3反は、地産地消のケミカルを使用しない特別栽培米方法で都留市学校給食に導入できるよう耕作を取り組まさせていただきます。

今後動きがありましたら「X」上またはSNS上にてお知らせさせていただきますが、富士の麓のオーガニック農業の進展に今後ともご注目ください。約2カ月間に渡り皆様ご協力ご支援ありがとうございました。

地産地消の会都留


2025/01/20
都留市への署名提出後について2

皆様ご声援ありがとうございます。

1月17日、工業団地予定エリアの農地所有の地権者様より、「今は市への土地売買には応じず、本年は米の作付けを請け負ってほしい」との要請を正式に受けさせていただきまして、約3反(27a)の水田にてお米の栽培をさせていただくことにいたしました。耕作に際し行政と問題が発生した時には地権者様が対応していただける。苗代・肥料代などの費用も地権者様が用意していただけるという心強いお言葉を頂きました。

我々、この農地で栽培するお米は主に都留市内のオーガニック学校給食に使ってもらえるようにする所存です。農地として守ってほしいという望みが通じる第一歩とはなりましたが、耕作を請け負うにあたり良からぬ事態も想定されます。都留市行政の動向を注視していただきたい事と、さらに皆様のご声援署名へのさらなる拡散をお願いしたく思います。今後ともよろしくお願いいたします。

地産地消の会都留


2025/01/20
都留市への署名提出後について1

ご署名ご声援ありがとうございます。

ご報告が遅れましたが、1月9日付山梨日日新聞におきまして署名提出の記事が紙面に掲載されました。

署名提出を受けてでしょうが、1月17日付山梨日日新聞におきまして都留市長のコメント記事が掲載されました。

市から当方には現在のところ何も連絡はありません。以上ご報告です。


メッセージ

2025/01/28
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鈴木貴士
農事に関して素人ながらに危機感を、感じてしまう昨今ですが、 どうにか守られますように。 微力ながら、応援しています。

2025/01/13
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ラフォレ 礼
よき日本の歴史を残せ、金に物を言わせる破壊行為に断固反対。

2025/01/11
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文野春子
たとえどんなに小さな畑や田んぼでも、日本全国これ以上減って欲しくないと思っています。むしろ増やしたい。応援しています!

2025/01/10
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松村夏子
農地の減少は切実に食い止めなければなりませんね!!!

2025/01/09
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竹内典之
オーガニック学校給食化、素晴らしいと思います。がんばってください!

2025/01/09
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松山美恵
歴史的にも本当に大切なエリア。絶対的に応援します!

2025/01/08
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吉田紀子
無農薬栽培の農産物は貴重です。今後も頑張って続けて欲しいです。 無農薬栽培が広がる未来が楽しみです。 応援しています。

2025/01/07
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青山佐弥子
幸せな未来を美しい地球🌏を繋いでいきたいです。

2025/01/06
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野村 純子
農地を守り、地域の平和が維持されますように祈ります。

2025/01/06
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ニシ コウジ
食料自給率をためにも 農地を守ってください

2025/01/06
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桐山敬子
できる限り拡散しました。 応援しています‼️

2025/01/06
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鈴木茂
にほんの一次産業を、盛り上げよう。

2025/01/06
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武藤恵子
守ろう。日本の食の原点を! 立ちあがろう。今こそ。先祖の守って来た、大事な資源を!

2025/01/06
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坂本留美
大変だと思いますが、頑張ってください!応援しています。

2025/01/05
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山下
わたしの実家は東北地方の米農家ですが、減反政策や米の価格調整、農協とのからみから、重労働の割に経済的には厳しく、祖父と両親は畜産と会社員をしながら休みなく働いていました。小学生の時代から、国の政策は農家潰しで、食料自給率が低いのは当たり前なのではないかと考えていました。 知人から情報があり今回の事を知りました。もういい加減、何十年に渡る農家いじめはやめてほしいと思います。目先のお金に目をくらませずに、将来の日本、命に直結する食料問題を真剣に考えてほしいです。応援しています!

2025/01/05
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大日方雅紀
皆んなで守ろう!

2025/01/05
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小守恵子
大切な土地守ってください!

2025/01/05
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武田真弓
自然を守って下さい

2025/01/05
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千葉美穂
一人一人の力を合わせて、貴重な農地を守っていきましょう❗️

2024/12/30
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川村武史
応援します‼️

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