パートなど時短労働者の厚生年金拡大による増税に反対する署名
パートなど時短労働者の厚生年金拡大による増税に反対する署名
- 提出先:厚生労働大臣、自民党本部含む与野党の党本部
活動詳細
■ 活動の目的と問題点
厚生労働省は扶養されるパート労働者を中心とした時短労働者への厚生年金加入を検討しています。このまま法案成立すれば、週20時間以上労働するすべての労働者が厚生年金に加入し、その保険料を負担することになります。老後の手厚い年金制度を建前としていますが、現役世代が高齢者になるタイミングでは年金制度は維持困難です。
高齢者の年金財源を支えるだけの、さらなる現役世代への負担増になります。
減り続ける現役世代の負担で、高齢者の手厚い年金を支える事は限界に達しています。
このような搾取的な政策検討に対して、反対の署名を集めて、制度変更が決定される前に、厚生労働省、自民党含む各政党本部へと署名提出を行います。
■ 大きな負担増(年収200万円の場合、手取りの18%減)
勤務先の人数に関わらず、週20時間以上働いているパート、アルバイトに対して、厚生年金の加入義務を課すことを検討しています。すなわち、1日8時間勤務の場合、週2.5日を超えると加入義務が課されます。
年収200万円の場合は、雇用者の負担分が15600円/月、事業者の負担分が15600円/月で、合計31200円/月の負担となります。事業者の負担分は、雇用者の賃金に転嫁されるので、実質は、雇用者が374400円/年あまりを負担する事になります。
これは、18.3%の手取り減という、凄まじい増税を意味します。
毎年のように、社会保険料の大増税が続く中で、これ以上の現役負担が課される流れは、生活の破綻を引き起こしかねません。我々は、このような歪な政策決定に強く反対します。
また、従業員の賃上げを考えている事業主であってもこの負担により賃上げを躊躇う事となるでしょう。
それは景気経済の悪化につながります
■ 厚生年金制度の問題点
・賦課方式の厚生年金制度は、子供が増え続けて、多くの現役世代で少ない高齢者を支えることができた時代に作られた仕組みです。少子高齢化により、現役世代が減り続けて、それに対して多くの高齢者を支える事はできません。
・現役世代の生活を破綻させながらも、賦課方式の厚生年金制度を続ける事は、さらなる少子高齢化を招き、国家や社会そのものの破壊を引き起こすでしょう。
・このような歪な年金制度を変えていくためにも、この度の厚生年金の加入拡大の流れには反対の抗議署名を提出します。
■署名提出先とエールの利用方法
我々には署名提出の実績があります。
署名は厚生労働省に出向き、現厚生労働大臣(福岡資麿)に直接渡す予定です。
大臣の都合上、難しい場合は、厚生労働省の担当者に提出します。
さらに、各政党(自民党、立憲民主党、公明党、日本維新の会、国民民主)の5政党に対して、署名を提出します。
署名の提出には、交通費や印刷など、コストがかかりますので、エールで集めたお金を利用させていただきます。
その他、社会保障制度の問題に対しても、活動を行っていますので、利用させていただきます。
■ 団体(代表)プロフィール
政治結社 次世代運動
「これ以上の現役搾取を減らす」
「次世代の生活を地獄化させない」
「持続可能な社会福祉で自分たちの生活と老後を守る」
を活動目的として、現役世代と次世代の声を代弁する社会活動団体です。
https://jisedaiundo.com/
代表 北村達哉
https://x.com/Tatskaia
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