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メガソーラーによる森林破壊を止めるための「法規制」を求めます。
メガソーラーによる森林破壊を止めるための「法規制」を求めます。
- 提出先:国会議員・関係省庁(選定中)
活動詳細
◼️はじめに
現在、脱炭素・再生可能エネルギーへのシフトが叫ばれています。
今後どうしたら自然環境を守りながら持続可能な発展をしていけるのか、みんなで一緒に考えていく必要があります。
そのためにも、まずメガソーラーの環境破壊の問題を議論のきっかけにしてみませんか?
「ソーラー発電」は再生可能エネルギーの1つとして認知され、我々の生活に必要なエネルギーを供給してくれています。
製造コストや耐用年数の問題などの課題はありますが、建物の屋根や都市部の隙間で、地権者の責任のもと、ソーラー発電を行うことは全く問題はないと考えます。
しかし、山を削り森林を亡くすような「メガソーラー」に関しては、法律やルールがまだ確立しておらず、このまま放置しておくと、山や森林の環境破壊がどんどん進行していく可能性があります。
メガソーラーとは、1MW以上の発電規模を言い、面積にすると約2ha、サッカーのフィールドでは約3面分と、かなり広大な面積です。
一説によれば、日本の総発電量の15%をソーラー発電で賄おうとすると、山地にソーラパネルを幅120m、長さ2000kmでメガソーラーのベルトを建設しなければならないそうです。
なんとメガソーラーベルトが、北海道から鹿児島まで縦断してしまう規模です。
これはまさに国土破壊です。
厳密に言うと、より大規模な40MW以上のメガソーラーは環境アセスメントの対象となっており一定のルールがありますが、それ以下に関しては個別判断とされており、明確な法規制はありません。
自治体毎に条例を制定して規制するケースも見られるようになりましたが、法律違反ではないため、強制力に欠けると言うのが実情です。
メガソーラーの寿命が尽きた後の撤去についても明確な規定がありません。
家電リサイクル法のように、敷設時のコストに、撤去費用も含めるべきだとは思いませんか?
40MW以下のメガソーラーの設置・撤去についても、正しい法律やルールを作らない限り、山が削られ森は破壊され、将来的には壊れたソーラー発電の機器がそのまま放置されることにもなりかねません。
◼️メガソーラー開発の現状
木が切られ、打ち捨てられて建設されたメガソーラー
谷のように深く抉られた山
メガソーラーのそばにあった鹿のフン
山に住むのは人間だけではない
住処を追われた動物が里に降りると、害獣として駆除されてしまう
◼️活動内容の詳細
あなたの知らない間に、たくさんの山が削られ、森は壊され、無秩序にメガソーラーが作られているのをご存知ですか?
メガソーラーは、上空から見ないとその規模感がわからないほどに広大です。
もし、メガソーラー設置をこのまま続けていくと・・・
◎土砂災害の危険性が高くなる
◎洪水や水害がより身近な問題になる
◎山の生態系が破壊され、動植物が絶滅する
◎除草剤が撒かれ、動植物に影響を与える
◎山の自然な景観を損ねる
◎故障や寿命などで使えなくなった機器が放置される
◎もし火事が起きたら、山火事に繋がる
など、さまざまな問題が起こり得ます。
熱海で起こった「土石流」は、そこから学ばなければならない緊急のシグナル(=赤信号)!?
熱海と同じような、メガソーラー設置によって起こりうる災害は、日本全国どこでも起こりうる身近に差し迫った問題です。
どんな理由であっても、山を削ったり、木を切ったりすることは、自然の生態系や環境、景観を破壊してしまうので、良い方法ではありません。
その上日本は、地震や台風、大雨など災害が多い国なので、木を切り、山を削ってまで新しくメガソーラーを建設することは防災の観点からとても危険です。
しかし現在、法律の規制がないため、山を破壊するメガソーラー建設は私たちが知らないうちに、どんどん進んでおり、緊急に解決策や対応策を考える必要があります。
本当にこれだけのエネルギーが必要なのか!?
少子高齢化が進み、今後人口が減少していく現在の日本で、果たして小売店の24時間営業は今後も必要なのでしょうか。
また、商業施設や遊興施設で、今ほどの過剰なライトアップは本当に必要なのでしょうか。
一度立ち止まって、エネルギーの使い道の必要性や優先順位なども、議論してみる必要があるのかもしれません。
山は植物、動物、人間すべての命の水をつくりだす場所
脱炭素、再生可能エネルギーの名の元に何でもやって良いという本末転倒な状況を改善し、エネルギーや発展と共存共栄するために、今後どうしていくのが一番良いのか皆さんと一緒に考えたいと思います。
■エールの使用法
にあてさせて頂きます。
皆様のお気持ちに心より感謝いたします。
■ 発起団体・賛同者
私たち「水を守る会」は、任意団体です。
これまで、全国的に水を守る活動を行なってきました。
メガソーラーは一見、山の問題のようですが、全ては繋がっています。
海の水が蒸発して雲になり、山に雨が降り、川となってまた海へと戻っていきます。
山では、広葉樹の落ち葉が腐植層となり、水にミネラルを供給し、生き物を育む豊かな水となります。
また、広葉樹を中心とした多様性のある森は、岩盤にしっかりと根付き、地滑りなどが起きにくくなりますが、現在はスギやヒノキといった針葉樹をたくさん植林してしまったせいで、腐植層は急速に減り、単一な森は根が浅く、地滑りも起きやすくなっています。
そこに対し、さらに山を削るようなことをしてしまうと、水にミネラルは供給されなくなる上に、より土砂災害の危険性も高まります。
現在の無秩序なメガソーラーの設置は、将来の子どもたちにとって必ず禍根を残すことになり、見過ごせない状況と考え、この度、水を守る会として署名運動をスタートしました。
・発起団体
水を守る会
・賛同者
ファッションモデル 岩本直己
弁護士 岡田康男
光の写真家 細川卓也
神職 瀨戸山 裕一
主婦代表 久常奈津美
訪日外国人旅行営業コンサルタント 小﨑 香
環境コンサルタント 小野 誠
新着報告
この度は皆さまのご署名や温かいエールをいただきまして、誠にありがとうございました。
4月15日、環境省にアポイントをとりまして、訪問いたしました。
訪問の目的としては、皆さまからいただいたご署名やご意見を提出するためです。
今後の皆さんのご参考までに、アポイントの方法としては、以下の環境省のホームページから行いました。
https://www.env.go.jp/moemail/
入館にあたっては、代表者の身分証明書が必要となります。
当日は11時からのアポイントで、受付でその旨を告げると、会議室で待つように言われ、少し遅れて担当の方がいらっしゃいました。
まずは、一番の目的の署名の提出です。
無事に提出することができました!
ありがとうございました。
続いて、折角時間をとっていただいたので、質問をさせてもらうことにしました。
いろいろお伺いしましたが、主には以下に要約します。
・環境省としてメガソーラーの問題をどう捉えているか
熱海の災害などもあったので、重く受け止めているが、管轄なども分かれており、環境省だけで解決できる問題ではない。
現在、そういった声も増えているので、国会議員が国会で質問したりしているので、最新の情報はそちらを確認してほしい。
・メガソーラーの工事が始まる前に知る方法や始まってから止める方法はあるか
ご指摘の通り、環境アセスメントの対象ではないため、住民説明会などは開かれず、事前に知ることができないのは問題。
残念ながら工事が始まってしまうと、止める方法はなかなかないと考えられる。
新しい情報はなかなか得られませんでしたが、今後 弁護士などにも相談していきます。